西谷良介が名古屋にもたらしたものは?若手を導き若手と争う者(全日本選手権)【佐藤コラム】(2018/3/13)
2018年3月11日、駒沢
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
日本人の心に刻まれた日付、3月11日。全日本フットサル選手権決勝では、名古屋オーシャンズに在籍する西谷良介が長い時間ベンチに座っていた。左足のソックスを下げていた。前半に、突然アキレス腱の上の部分が悲鳴を上げた。「今までなったことないやつ」と感じた西谷は、軽くステップを踏みピッチから出ることを決意した。
だが、ロッカールームではなく、ベンチに居座る判断をする。彼の後方には同じく足を痛めた、ラファが車いすに座り悔しそうな表情で同じ判断をしていた。ここから、西谷の力が発揮される。シュライカー大阪を西谷の念が襲う。
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