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北海道の主力選手・酒井遼太郎、府中へ移籍! (2018/3/15)

キャプテンとして試合後の会見に臨んできた酒井遼太郎選手。今回の移籍で府中は大きな戦力を確保したことになる。

 

Fリーグ・エスポラーダ北海道は13日、公式ホームページで、チームの中心選手・酒井遼太郎の府中アスレティックFC(来季より立川・府中アスレティックFC)への移籍を発表した。北海道はこれで室田祐希(ペスカドーラ町田)、堀米将太(シュライカー大阪)に次ぐ主力の移籍となった。

酒井は金山友紀(ペスカドーラ町田)タイプの俊足のプレーヤー。持ち前のアジリティーで相手ディフェンスの裏、“いるはずのないスペース”に侵入しファー詰めからゴールを陥れるのを得意とする。またカウンターアタックも得意としチームの攻撃を牽引した。酒井の存在そのものがエスポラーダにとって“戦術”だったが、戦略・戦術力で劣るチーム事情からか酒井の能力を生かしきれなかった点が惜しまれるし、今季10位と低迷した要因でもあった。酒井自身は退団のコメントの中で、「10位と低迷してしまったままこのチームを立ち去ること、強くできなかったことが本当に不甲斐ない気持ち」としながらも、「純粋に選手としてうれしい気持ちもあり、自分自身の『上位のチームで戦ってみたい』、その気持ちが一番となり移籍を決断」したと素直な心境を語っている。北海道出身者で構成するエスポラーダ初の道外の選手として千葉県船橋市出身ながらキャプテンを務めてきた酒井だが、“地元”に回帰しての活躍が期待される。移籍先の府中は今季6位に終わり、プレーオフ進出を逃したが、新たなホームアリーナを立川立飛に確保し来季は出直しのシーズン。高齢化が進むチームにあって26歳の酒井がどんな活躍を見せるのか。谷本監督の起用法に注目が集まる。(デジタルピヴォ! 山下)

http://www.espolada.com/news/news_detail.php?id=2329

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