デジタルピヴォ! プラス

FUTURO ♯5 上村信之介 フットサルを語る②(2018/3/31)

「選手が楽しむことでイマジネーション豊かなプレーが出るんじゃないかなーって」

まとめ◆デジタルピヴォ! 山下

 

木暮賢一郎とミゲル ロドリゴの本に夢中

フットサルっていうスポーツ、奥深すぎて分かんないって話さっきしましたけど、だから最近、本とかいっぱい買ってます! 木暮(賢一郎、現日本代表コーチ)の本とか。で、読んだらすごくいいし。ミゲル(ロドリゴ前日本代表監督)っているじゃないですか、最近ではこの2冊買って。何でかっていったら、何か情報としてもやっぱ入れといたほうが、どの選手とどの指導者と話しても、“あ、そういうのは分かります”とか理解はしたいですよね。そうすると入っていきやすいじゃないですか。どの選手プラス、それをやってくるチームがいたらそれに対してどう打開するかっていう、本を読んで、やり方いろいろあるじゃないですか。逆にそれはそれでいいのかなとか。だから最近はもうホントに、木暮の本と、ミゲルの、新しい本かどうか分かんないですけど、熱心に読んでますよ。

その本から影響受けたこと? ありますよ! 例えばですか? あんまりいいたくないです(笑)。例えばミゲルの本だったら、トレーニング方法だったり。やっぱその、言葉がいいですよね。木暮のもチームをつくり上げるノウハウじゃないっすけど、こういうふうに考えてもおもしろいなとか。あとは例えばミゲルだったら、教えるほうからしたらこうやって伝えていったほうがいいとか、何種類かあったりとか。自分が想像してなかったこと? が、ヒントなのか分かんないけど、いいきっかけになってるんじゃないか、きっかけにしないともったいないなって。せっかくそういう選手たちがいろいろ経験してきて出してるのに、人それぞれとらえ方が違うじゃないですか。だからまあ、ちゃんと1ページ進むのがすごい遅いんですよ。頭悪いんで、どこまで伝えたいのかっていうのをちゃんと知るまで次のページに行けないんですよ。

Fリーグはすごく勉強になる

そういう本って日本のフットサルで何年か前から出回ってましたけど、自分も出させてもらいましたけど(『上村信之介のフットサル解体信書(DVD付)』)、なんかその時代時代によってすごく大事なことが書かれてるなとか。自分のはどうだったかわかんないですけど。でも、そういう中で、Fリーグの選手がもっと納得いったり楽しんだりすること、まずそれが第一かなって。分かんないですよ、僕は今このカテゴリーだから逆にそう思うのかもしれないですけど、いろんな意見の人がいると思うんですけど、まず、やってる本人たちが、プロ意識を持って、やる。観てる人がおもしろいとか、観客が増えるようなプレーって、それってでも、選手たちが考えるべきじゃなくて、ってオレは思ってて。まず選手が楽しむことで、いろいろイマジネーション豊かなプレーが出るんじゃないかなーなんて思ったりとかしてます。

僕はFリーグ、パソコンで観ますけど、いや、すごく勉強になるし、おもしろい局面だってたくさんありますし。

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