［RODA サルシューTRIAL with コロナFC/権田（関東リーグ１部）］（2018/6/10）
開幕直前の練習時間を割いてサルシュー試履きをしてくれたコロナFC/権田の皆さん。このシリーズで初の関東リーグ１部チームの登場です。ありがとうございました。
フットサルショップRODAが練習会場に持ち込んだ人気サルシューの数々。ハイレベルな体験をベースに選手の貴重な意見を聞くことができた。
リーグ開幕を直前に控えて選手の出来をチェックする鈴木正太代表兼監督。
ピッチに立てば一選手として奮闘する大場徹コーチ兼選手。この日はフィクソとしてゲームを組み立てるシーンが目立った。
『感動』を伝える、どこまでも攻撃的なチーム
時にインステップで、時にインサイドでアラ-アラの強いパスを飛ばす。かと思うと、つま先をボールの下に滑り込ませスピンをかけた浮き球で面前の相手の頭上を越す。そして寄せてくる敵を引きつけておいて、アウトサイドで横へ振る。中央の絞りにわずかでも緩みが出ればすかさず一歩運んでトーキックシュート! 見事な足技とそれを支えるアジリティ、フィジカル。プレーのベースにトランジションの強い意識があり、どこまでも攻撃的なチームの持ち味が随所に見てとれる。高い強度と精度。さすがは関東１部で名を成す強豪。そうした中で選手の大事な足を保護しつつキッカーの意図どおりにあらゆるボールを繰り出す最終兵器が、サルシューだ。この日は、コロナFC/権田にとって４日後の開幕節を前にした最後のチームトレーニング。RODAが持ち込んだサルシューの試履きのために、チームのみんなが貴重な時間をあててくれた。
そのコロナFC/権田が創設されたのは2001年３月、大胡唯至氏の尽力で産声をあげた。それから17年、現在は鈴木正太代表兼監督、大場徹コーチ兼選手の指導のもとに活動をしているが、中でも“権田といえばこの人”というほどキャラが立っているのが大場コーチ。彼の言葉でチームの素顔を語ってもらった。
「権田をどんなチームにしたいかと聞かれれば日本一のチーム、いや、世界一番のチームにしてみたいです。でも現実的な目標は、関東リーグ優勝です。クアトロからのボール回しから得点を重ねていく圧倒的な攻撃と、前からボールを奪いに行くイプシロン（Y字守備システム）からの攻撃的な守備をして、おもしろい試合をしたいと思っています。でも、そんなに簡単におもしろい試合が今までできたかというと、ほぼできていません。対戦相手がいて、自分たちの調子も変化する中で、おもしろい試合をどうつくるのか、それが僕たちコロナFC/権田の使命だと思っています。
今シーズンのキャプテンは、花田孝汰です。僕がキャプテンに求めるものは“自主性”です。僕は彼に判断を任せ、彼が考えて動いて出した答えがチームの答えです。
キャプテンには、簡単にいえば、自分は何もやらない、お前が動けってことです。それを求めています。どんどんやれーみたいな感じです。僕は、やればやるほど駄目だったので、キャプテンにどんどんやってもらって、どうなるかを見てみたいです。
チームとしては、見ている人が感動するような試合がしたいです。また見ている人が応援したくなるような試合がしたいです。勝ち負けなんて、いったらどうでもいいです。しかし、やるからには勝ちに行きますが!!
『感動』。僕はそれを関東リーグだけではなく、クリニックに来るお客さん、スクールに来る子どもたち、フットサルに関わるすべての皆さんに伝えたいと思っています。それが少しずつですが、伝わっていると確信しています」
コロナFC/権田 https://www.facebook.com/coronafcgonda/
［練習風景］
［試履き実感レポート開始!］
［LUZeSOMBRA BREAKTHROGH IN / 江成裕明選手（33歳）］
履いた瞬間から足に馴染む新感覚
https://item.rakuten.co.jp/futsalshop-roda/f1813905
「フィット感がよく足に吸い付く感じがよかった」と江成選手。
◎江成選手のブレイクスルー評価（A～E ５段階評価/以下同）
・フィット感：つま先B、横幅A、かかとB
・ソール：グリップ感A、足裏感A、疲労感B
・見た目：B
・カラー：C
・重さ：A（軽い）
・値段：C
軽いのでスピードを生かしやすい
「一番のよさは、軽くてフィット感があるところですね。プレーヤーとしてタイプ的にぴったりです。軽いのでスピードが生かしやすいですし、持ち味が発揮できる靴が履けたなかと思いました。地面につく感じも全部で踏めてるような感じがしたんで、そこでパワーが乗るような感じがしました。現在履いてるルコックは全体的に硬く、それがよかったんですが、今日は新しい靴を履くのがとても新鮮で、軽さにもフィット感にもびっくりしました」
RODA新横浜店店長・呉井談
「今季よりスタートしたLUZeSOMBRAのフットサルシューズ、コンセプトは競技者が納得する素足感覚です。
そんな中でもブレイクスルーは１点突破、すなわちひらめきやアイデアを大事する選手をイメージして作られました。
シューズの作り自体も本当に軽いです、アッパーの部分にはスウェード素材を使用し、しなやかなボールタッチ、蹴り心地を可能にしてくれます
シュータンも一体型なので、履くと本当にストレスフリー、余計なものは一切なく非常にボールの感触がつかみやすいです。
また、アウトソールは他ブランドが採用していないセパレート設計になっており屈曲性、軽さに優れていますので、江成選手のようにスピードがある選手にも、オススメです」
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［mizuno MORELIA IN / 山中勇輝選手（20歳）］
完成された素足感覚
https://item.rakuten.co.jp/futsalshop-roda/q1ga170009/
「マイシューズのDesporteに比べたら値段的にちょっと高いかなっていうのはあります」と山中選手。
◎山中選手のモレリア評価
・フィット感：つま先A、横幅A、かかとB
・ソール：グリップ感A、足裏感A、疲労感C
・見た目：A
・カラー：B
・重さ：A
・値段：C
軽くて柔らかく履きやすかった
「マイシューズはDesporteのサンルイスです。で、試履きしたmizunoのモレリアは軽くて柔らかいんで、履きやすかったです。しかも薄くて。あのぐらい薄いと蹴りやすいと思いました。重さも、サンルイスに比べて半分ぐらいかなと思いました。グリップ感ですか? モレリアはちょっとDesporteに比べて止まりすぎるのかなっていう印象はありました。体育館用としてはまずまずでしたが、ただ、値段的にはちょっとDesporteに比べたら高いかなっていうのはあります（笑）」
呉井談「モレリアのアウトソールはXGラバーというグリップ性に優れた素材を使用しています。
実はmizunoにはさらにグリップに優れたアウトソールもあるのですが、フットサルでは効きすぎるので、モレリアにはバランスを重視してXGラバーを採用しています。
値段に関しては素材のよさだったりがその分シューズのよさに反映されていますのでご理解いただければと思います(笑)。
また、サッカーのワールドカップに合わせて残りわずかですが、限定カラーも出ていますのでお早めに!!
https://item.rakuten.co.jp/futsalshop-roda/q1ga180062/
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［ATHLETA Rodrigo SILVER / 木藤彩季選手（21歳）］
パワーシューター向けシューズ
https://item.rakuten.co.jp/futsalshop-roda/11007-68/
「パワー系っていわれてますけど、テクニック系にも全然いけます」と語る木藤選手。
◎木藤選手のロドリゴ評価
・フィット感：つま先B、横幅C、かかとA
・ソール：グリップ感A、足裏感C、疲労感B
・見た目：A
・カラー：A
・重さ：C
・値段：C
買いたい一足です!
「普段履いているGAViCのほうが正直、履いた感じはゆとりがあるんですけど、ありすぎる分、中でずれちゃったりするんですけど、Rodrigoはそういうことがなく、結構フィットしてて。それにグリップも踏ん張りが効いてて。シューズによっては体育館と相性が悪くて滑っちゃったりするんですけど、Rodrigoはそういうこともなく、グリップできました。パワー系の靴っていわれますけど、テクニック系にも全然いけると思います。ボールタッチの感じとかはソールが厚すぎるとわかんないですけど、そういうのは全然なかったので。フットサルは中学のときから本格的にやってきて、いろんな靴を履いてきた中で、Rodrigoは文句なしにベストスリーに入りますね。あと僕、シュート撃つの好きで、トゥーキックにいいって聞いてたんですが、そのとおりトゥーガードがしっかりしてて撃っても全然痛くなかったです。テクニック系にもいけるし、ガンガン撃ちたい人にもおススメですね。値段は13,000円ぐらいですよね、これだったら、全然出せます、はい。実はRODAさんで一回試し履きさせてもらったんですけど、買いたい一足です、はい（笑）!」
呉井談「木藤選手が語ってくれたように、トゥーガードの面積が広いのと、つま先部分はさらに摩耗に強いコーティンングをしているのでシュートをバンバン撃ちたい方には非常にオススメです、また、シュートが撃ちやすい、安定している秘密はかかとの内側にもあります、お店や通販のページでご覧いただきたいのですが、かかとの内側にプラスチックのパーツを入れているので、軸足の倒れこみを抑制してくれる設計になっています。木藤選手、お店でお待ちしています!!笑」
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［ATHLETA Rodrigo SILVER / 渡辺健人選手（31歳）］
パワーシューター向けシューズ
https://item.rakuten.co.jp/futsalshop-roda/11007-68/
「今日履いた中でベストはRodrigo、その次に興味があるのが、これ、LUZeSOMBRAのALA CORTA INです」と話してくれた渡辺選手。左はRODA新横浜店の呉井店長。
◎渡辺選手のロドリゴ評価
・フィット感：つま先B、横幅A、かかとA
・ソール：グリップ感A、足裏感B、疲労感B
・見た目：A
・カラー：A
・重さ：A
・値段：E
Rodrigoは値段が高い
「マイシューズはadidasのコパタンゴとasicsのデスタッキです。試履きした中でよかったのは、ATHLETAのRodrigoですね。フィット感とグリップ感がいうことなしです。その点では買う価値があると思ってます。重量も軽いし、幅広のデスタッキに比べてRodrigoは狭めで逆によかったです。ただ、値段が結構高いですよね、そこが（笑）」
呉井談「現行のデスタッキはカンガルーなので今渡辺選手が使用しているデスタッキは伸びているはずです、一方、Rodrigoは柔らかい人工皮革を使用しているので伸びが少ないんです
これは、アスレタさんがフットサルでは人工皮革が最適と判断して素材を使用しています
カンガルーは柔らかさ、フィット感、自分の足に馴染ませることが魅力である一方、伸びすぎて緩く感じてしまうこともあります
カンガルーや天然皮革のシューズを購入する際は幅が若干タイトめのを選んで頂き、伸ばしながら履くのがフィットさせるコツです
そこでアスレタさんは伸びが少なく、購入した時と同じサイズ感で履ける人工皮革を採用しています
カンガルーのメリット、人工皮革のメリットを考慮してシューズを選ぶのも大事な要素ではあります、価格も含めてですね(笑)」
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［LUZeSOMBRA UNIVERSALE IN / 大場徹選手（36歳）］
オールラウンドプレーヤー
https://item.rakuten.co.jp/futsalshop-roda/f1813903/
「マイシューズのペナルティ アストゥローCNFYとの一番の違いは軽さですね」と語る大場選手。
大場選手のウニヴェルサーレ評価
・フィット感：つま先A、横幅C、かかとC
・ソール：グリップ感A、足裏感A、疲労感C
・見た目：A
・カラー：C
・重さ：A
・値段：A
俊敏性が出る、軽い選手にはいいと思う
「僕が試履きに選んだのはLUZのウニヴェルサーレです。マイシューズのペナルティ アストゥローCNFYとの一番の違いは軽さです。軽いのと柔らかいのと両方とも持ち合わせてますよね。俊敏性が出る、軽い選手にはいいのかなって思いました。一方で、アストゥローのよさはちょっと硬いっていうのがあるんですけど、ちょうどいい感じなんです、僕的には。硬さにこだわるのは、柔らかいとどうしても壊れる率が高くて。体重があるんで、どうしても踏ん張ったときに、バリッとすぐに壊れてしまうっていうのがあるので。そういう意味で適度の硬さが僕的には大事です。グリップ感については、ウニヴェルサーレ、結構よかったですよ。アストゥローと同じぐらいですね」
呉井談「徹さんがおっしゃったようにウニヴェルサーレはフィーリングも、重さも軽いんです。
江成選手が履いてくれたブレイクスルーとはまた違う軽さです。
フルグレインレザーというカンガルーの中でも傷がついていない最高級の革、シュータンが一体型構造で足を包み込んでくれる優れたアッパーの形状になっています。
カンガルー革が好きでずっと履いている方なら手に取った瞬間に革のよさを理解いただけると思います。
また、こちらもアウトソールが前後で分かれているので非常に足取りが軽やか。グリップも計算されたソールですので履くとワクワクするグリップ感、軽い仕上がりです。
Fリーグでも名古屋オーシャンズのNo.14西谷良介選手が履きますのでよりフットサル界で目にする機会が増えると思います。
ウニヴェルサーレ=万能選手の意味で、フィット感とバランスの取れた軽いシューズを求める方には是非一度足を通してもらいたいですね」
