デジタルピヴォ! プラス

答えはY.S.C.C.横浜にあった。廣戸大志が求めたものは?(2018/7/4)

2018年6月30日、神奈川・横浜
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

試合終了後、選手たちは整列。サポーターたちは笑顔で彼らを迎えた。とその時、ひとり列を乱す者がいる。横浜の空と横浜の海、2つの水色に廣戸大志は挟まれていた。すると突如声を張り踊りだす。いかなるむちゃぶりにも対応する。そう、彼のポジションはピヴォである。

Y.S.C.C.横浜のナンバー15は上機嫌だった。それは背番号と同じ、15得点でチームがF2開幕戦を勝利したからなのか。

「自分は1点だけなんで、ピヴォとして恥ずべきこと」。

違った。だがそう言いながらも、少年のような目の輝きで楽しそうにしている。その答えは、求めていたものがここ横浜にあるから、であった。

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