ボアルース長野・城野全輝、古巣・デウソン神戸との再会(2018/8/5)
2018年7月27日、長野
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
通りかかった伊藤広樹が、「全然でした、って書いてあげてください」といじる。笑っているキャプテンに「それはあとで、あとで」と同じく笑顔で応えた。
そこへ懐かしい顔がそこを通る。
「帰るんすか? メシ行きたかったっすわ」。
敵軍のキャプテン、森脩に小声で寂しそうに言った彼は、「神戸でやるときな」の返答ですぐ笑顔に戻った。
「(山田)慈英なんか、ウチでメシ食ったりしてましたからね。津田(卓)も、宮本(拓)も、川那部(遼)も、みんな仲良かったんっすよ」。
自然と古巣、デウソン神戸の話題になる。だが、その仲が良かった者はそこにはいない。イタリアへ、広島へ、そして引退とそれぞれの人生を歩んでいる。
彼も新しい人生を歩んでいる。
ボアルース長野の背番号13、城野全輝。長野にもう馴染んでいる彼は7月27日、デウソン神戸と再会していた。
敵として。
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