ヤバいデウソンを目指して。デウソン神戸のもうひとりのピヴォ、牟田口勇人(2018/10/11)
2018年10月7日、神戸
(PHOTO,TEXT・佐藤功)
ビシっとスーツで決め会場入りする金狼。ある時は馬の被り物、ある時はアメリカの大統領の被り物。昨年の牟田口勇人は、誰よりも目立つアスピランチの選手だった。そして今季よりデウソン神戸のトップチームに昇格、F2に戦場を移す。その牟田口は黒髪に変わっていた。
「今年は真面目に」。
そう話した後、「活躍していないので」と遠慮がちにその場を去ったこともある。
「ピヴォは今年から本格的にやっている。今までフィクソだったので」。
そのピヴォが求められる一番わかりやすい結果、それはゴール。今年だけではなく、真面目な性格の牟田口はゴールが決まるまでは多くを語らないようにしていた。
その封印が解禁される。
10月7日、グリーンアリーナ神戸での第8節。ヴィンセドール白山との試合で先制弾を決めたのは、牟田口だった。
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