[F2第9節] 開幕4か月目にしてデビューゴール! 「後期は引き分けでも許されない状況。ま、僕が戻ってきたんで大丈夫っすね!」と麻賀郁。(2018/11/8)
そこへこぼれるとわかっているかのように石川の後ろを回り込む。
“全員”が見守る中、左足から放たれたシュートはゴールの左ネットを揺らした。
シュートを麻賀から見て左と読んで寄せてきたゴレイロ♯1川崎の逆を突いたシュート。決して簡単なゴールではなかった。
サポーター席に向かって万歳をする麻賀。失意のゴレイロとの姿が対照的だ。
Fリーグ2018/2019 ディビジョン2 第9節
トルエーラ柏 5-3 デウソン神戸
2018年10月20日(土) 柏市中央体育館 観客数:402人
[得点経過]
1-0 00分37秒 トルエーラ柏 9 田中惇史
2-0 12分36秒 トルエーラ柏 36 横山巧
2-1 16分09秒 デウソン神戸 19 森脩 ※第2PK
3-1 21分03秒 トルエーラ柏 9 田中惇史
3-2 24分38秒 デウソン神戸 19 森脩
4-2 29分33秒 トルエーラ柏 22 麻賀郁
5-2 32分29秒 トルエーラ柏 10 宗像郷
5-3 34分33秒 デウソン神戸 5 柿本輝
開幕4か月目のデビューゴール
リガーレ東京(関東リーグ)でもっぱら縦への突破力・推進力で存在感を存分に示し、F2開幕と当時に新天地を求めてトルエーラ柏に入団、さあ開幕! というときに最後の対外試合で左ひじを骨折。開幕から4か月ぶりの今節、ようやくF2デビューを果たした。ケガにもめげず練習時から常に笑顔を絶やさない男、それが麻賀郁(あさが かおる/27歳=今節終了時)。本人が「楽しくフットサルはできている」と語るとおり今節はケガ明けで重そうな体にもかかわらずピッチを所狭しと走り回り、後半9分に待望のデビューゴールを決めている。このゴールはデウソンに1点差に迫られチームに重苦しい空気が漂った中、敵陣深い位置からのキックインで一度中央でごちゃっとなったところを彼独特の嗅覚でこぼれを押し込んだもの。チームに落ち着きをもたらす一撃となった。彼がさらに調子を上げればチームは一段と厚みを増してくること間違いなしだ。
http://www.fleague.jp/score2/teamrank.html
まとめ◆デジタルピヴォ! 山下
多く動いて味方のためにスペース空けて
(残り 2002文字/全文: 3073文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ