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僕は点取り屋ではない。F2初代得点王、ボアルース長野・田口剛志が続けてきたこと(2019/1/24)

2019年1月14日、長野
(PHOTO,TEXT・佐藤功)

2019年1月14日の第14節、4得点をしたボアルース長野・田口剛志は「たまたまですよ」と逃げようとする。その1ヶ月前、2018年12月16日の第13節にハットトリックを決めた時も「たまたまですよ」と逃げようとしていた。この「たまたま」は、本心である。

「点取り屋じゃないんで」。

得点数は「意識したことがない」、むしろ「早く誰か抜いてくれないかな」とも思っていた。その田口がF2初代得点王になる。この点取り屋ではない者は「ブレることはない」信念を貫き、その称号を手に入れていた。

(残り 850文字/全文: 1117文字)

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