デジタルピヴォ! プラス

[関東1部]テクニカル、メンタル、人がそろった権田の強さ(コロナFC/権田・鈴木正太監督)(2019/01/25)

前期全く振るわなかったコロナFC/権田(以下、権田)は、後期はうって変わって快進撃をしていた。

SuperSports XEBIO 第20回関東フットサルリーグ1部 by PENALTY 権田の戦績

[前期]
第1節 葛飾区水元総合スポーツセンター 6月2日(土)
× 2-5 ファイルフォックス八王子
得点者:#17 八木流輝、#20 大場徹

第2節 エスフォルタアリーナ八王子 6月23日(土)
× 2-4 ペスカドーラ町田アスピランチ
得点者:#11 山村和士、#20 大場徹

第3節 葛飾区水元総合スポーツセンター 7月7日(土)
○ 5-2 ブラックショーツFC
得点者:#8 阿部稔、#9 山本直、#10 朏島慎吾×2、#18 朏島賢佑

第4節 常総市水海道総合体育館 7月15日(日)
× 2-6 ゾット早稲田FC
得点者:オウンゴール、#17 八木流輝

第5節 エスフォルタアリーナ八王子 7月21日(土)
× 2-6 カフリンガ東久留米
得点者:#10 朏島慎吾、#11 山村和士

第6節 東京ドームスポーツセンター東久留米 7月28日(土)
× 0-3 リガーレ東京
得点者:なし

第7節 常総市水海道総合体育館 8月25日(土)
× 2-4 バルドラール浦安セグンド
得点者:#8 阿部稔、#17 八木流輝

第8節 星槎レイクアリーナ箱根 9月1日(土)
× 3-6 湘南ベルマーレFCロンドリーナ
得点者:#9 山本直、#17 八木流輝×2

[後期]
第10節 常総市水海道総合体育館 9月17日(月)
△ 4-4 カフリンガ東久留米
得点者:#11 山村和士×2、#18 朏島賢佑、#19 江成裕明

第11節 東京ドームスポーツセンター東久留米 9月29日(土)
〇 4-1 ペスカドーラ町田アスピランチ
得点者:#10 朏島慎吾、#11 山村和士、#18 朏島賢佑、#19 江成裕明

第12節 霞ヶ浦文化体育館 10月7日(日)
〇 3-0 ブラックショーツFC
得点者:#9 山本直×3

第13節 常総市水海道総合体育館 10月13日(土)
〇 7-2 ゾット早稲田FC
得点者:#10 朏島慎吾、#11 山村和士、#18 朏島賢佑×3、#19 江成裕明、#28 小池太郎

第14節 東金アリーナ 12月1日(土)
△ 3-3 ファイルフォックス八王子
得点者:#10 朏島慎吾、#11 山村和士、#28 小池太郎

第15節 府中市立総合体育館 12月8日(土)
〇 2-1リガーレ東京
得点者:オウンゴール、#9 山本直

第16節 浦安市総合体育館 12月22日(土)
× 1-4 バルドラール浦安セグンド
得点者:#8 阿部稔

第17節 東金アリーナ 12月24日(月)
〇 4-2 湘南ベルマーレFCロンドリーナ
得点者:#7 花田孝汰×2、#8 阿部稔、#20 大場徹

勝ち点:20、6勝8敗2分、得点:46、失点:53、得失点差:-7

鈴木監督と#5 伊藤尚による靴磨きパフォーマンス付き(笑)。

前期と後期では、まるで別のチームのよう。
その違いはなんなのか?
第15節のリガーレ東京戦終了後、鈴木監督に話をうかがってみた。

Pivo! 前期は1勝しかできなかったんですけど、後期は今の今まで負けなしですよね。何が変わったのでしょうか。

鈴木 きっかけさえ与えれば、関東で優勝できるだけのポテンシャルは持っているチームだと思うんですよね。そのチームの自力はあるけど出しきれないところっていうのは、結局のところメンタルだったりとか、まぁ、甘えだったりとかというところはあると思うんですけど、そこが後期に向けて全員が同じ方向を向けたっていうのが、単純にそれが一番の理由だと思います。

この日、リガーレに先制を許した権田はオウンで同点、#9 山本直の逆転弾で勝利した。

Pivo! 前節終了時点の1位のリガーレと互角に戦えましたね。それもやっぱり気持ちが変わってきた部分が強い。

鈴木 多分、一番変わったのは失点しても連続失点しなくなったところだと思うんですよ。結局あれも1失点で我慢しきれたから、1点入ったところから、雰囲気ガラッと変わるじゃないですか。相手はイヤだし、こっちはイケるってなる。それが2点差ついていると、まだ1点差あるからっていうんで相手は落ち着けるじゃないですか。こっちは勢いあるものの、またその次の1点に勝負が左右されることになってしまうので、まずは失点を1に抑えたっていう選手の頑張りですよ。そこはやっぱり気持ちの部分だったりとか、降格圏内なので勝つしかないじゃないですか。だから、やることはシンプルですよね。戦える選手しか選んでない。まぁ、全員戦えるんですけど、その中でもやっぱり責任・・・ピッチに立つ以上は責任あるし、そこで前期はあったような甘えもなくなって、本当の意味で集中できているのかな。それが多分後期だと思うんですよね。練習からも雰囲気もいいですし、簡単な話なんですよ、勝っているときはいい雰囲気で、負けたらどんどん悪くなる。それをどこで歯止めを利かせて方向転換するか。唯一僕がやったとしたら、そこのモチベーションの部分だと思います。うちはちょっと特殊で技術的な部分は大場徹がやっているんですよ。で、僕はどっちかっていうと現場監督プラス、モチベーター的な役割があるので、とにかく僕はポジティブな言葉しか使わない。それがやっぱりチームにもたらす影響っていうのは少なからずあると思うので、苦しければ、苦しいほど。僕も選手を信頼しているし、選手もこっちを信頼してくれたのかなと思いますね。

技術的な部分では#20 大場徹が担う。

 

まとめ◆デジタルピヴォ! なか

(残り 1450文字/全文: 3848文字)

ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。

ウェブマガジンのご案内

日本サッカーの全てがここに。【新登場】タグマ!サッカーパック

会員の方は、ログインしてください。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ