[東京都女子2部]最年少フットサル育ちの女子プレーヤー(リガーレ東京レディース・#6 宮下真由奈)(2019/1/29)
女子のフットサル環境は乏しい。
どのスポーツでもそうかもしれないが、育成年代の女子にとって学べる場所は少ない。
小学生くらいであれば、男の子たちに混っているのが大概。
男子であれば、U-9、U-15、U-18という環境も用意されてはいるが、女子に至っては育成年代の活躍の場が異常なほど少ない。
中学生くらいになると、育成年代のカテゴリーがないため、都道府県リーグやら、地域リーグの女子のトップチームに交じっているのもチラホラ見かける。
リガーレ東京レディースの宮下にとっても例外ではなかった。
直系のフットサルアカデミー育ちで、進む先にタイミングよく、リガーレ東京レディースが創設された。
創設の2年目の今季からチームに入った彼女。
全試合出場とまではいかないが、出場機会にも恵まれてきている。
若手の選手だけに伸びしろがふんだんにある。
2年目、3年目と、成長し、将来このチームの顔となるよう、期待して見守ってください。
インタビューもかわいい感じになりました。
Pivo! これまでリーグ戦は何試合出ていますか?
宮下 え~と、3、4試合(2018/11/23現在)。
Pivo! 今日(エキシビション)も出ていましたね。今日出てみて、どうでしたか?
宮下 いや、まだ、自分が思ったよりプレーできるのが少ないから、もっと頑張らないとなと思いました。
Pivo! 憧れや、目指している選手っていますか?
宮下 このチームですか?
Pivo! いや、このチームじゃなくても、他のチームでもいいです。
宮下 海外のリカルジーニョっていう人が、すごい自分にないものをいっぱい持っているから、すごいなって思います。
Pivo! チームで最年少ですよね、フットサルを始めたきっかけって何ですか?
宮下 えっと、パパがもともとサッカーとフットサルをやっていて、その影響で1年生の夏ぐらいから、フットサルアカデミーに通って、そのあと小学校3年生から、サッカーチームに入って両方やっていたんですけど、中学生からはフットサルをやりたいと思って、このチームに入りました。
Pivo! 結構タイミングがよかったですね。
宮下 そうですね。
Pivo! チームができた当初からのメンバー?
宮下 いや、2年目(今季)からです。
Pivo! 得意なプレーはありますか?
宮下 相手が来たときに、引き球っていう技を出せるときがあるんで、(相手を)抜けたときはうれしいです。
Pivo! 現在、東京都2部で、後期で残り2試合、優勝に向けてひと言ください。
宮下 試合に出れるかわからないけど、出れなくてもチームを支えられるように最年少として、一生懸命頑張りです。優勝します!
日本女子リーグも再来季から本格化するという話も聞く。
しかし、女子リーグの活性化にはあとに続く者が出てこないことには話にならない。
福井丸岡Ruckのような育成年代から女子オンリーで、フットサルに触れるケースはレアだ。
それが当たり前になるよう、女子の育成年代を取り巻く環境が、少しでも改善するよう願ってやまない。
まとめ◆デジタルピヴォ! なか