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Hola japones! Un saludo! 高橋健也スペインリーグ頂点への挑戦!② (2019/2/17)

プレス時の距離感。このころはまだやはり遠いです。笑

 

初トレーニング後の写真。やっぱり表情が硬めです。笑

 

プレシーズンでのフランスのチームとの試合後の集合写真。

 

プレシーズン・シーズン開幕! スペインと日本のフットサルの違い
~苦悩と葛藤、つらい時期に向き合う毎日~

Hola japones! Un saludo!
(こんにちは! 親愛なる日本の皆さん!)

こんにちは! 高橋健也です!
現在、スペインに来て8か月になる僕ですが今回はスペインに来て間もないころのことについて書きます!

スペインに6月に到着して3か月、リーグは8月の中旬からプレシーズンが始まりました。
スペインに着いてからの僕はというと、
語学学校に通ってまずは語学をなるべくいけるところまで習得すること。
これを目的にしつつ、現地で知り合った日本人の方に誘ってもらい、フットサルをしたり、会員になってほぼ毎日ジムに通ったりしてチームとの合流に向けて思いを馳せながらバルセロナの夏を過ごしていました。

そして、チームでの始動の日が訪れました。
僕は期待と不安と緊張の入り交じった気持ちでチームメイトと顔を合わせました。
つたないスペイン語であいさつをし、2か月以上前から考えていたジョークで笑いをとり、チームになじむことに成功したと思いました。笑
スペイン人もコミュニケーションをとろうという意思を見せればみんなが僕が何をいいたがっているのかを聞いてくれました。

そして、トレーニングが始まりました。
プレシーズンは3週間ちょっとしかなく、その間平日はほぼ毎日トレーニングがありました。

スペインと日本の違いは、ズバリ!「守備の強度」の違い

自分がスペインに来る前に持っていたスペイン人のプレーのイメージは
「狡猾、クレバー」です。

これはまさに一緒にプレーしてすぐに感じました。
ボールを持ってないときのマークを外す動き、トレーニングのパス回しで自分が鬼にならないように味方を落とし入れる。など、自分が想像していたようなスペイン人のうまさが練習から多く見られました。

そして、
自分がスペインに来て新たに感じた日本との違いは、ズバリ!
「守備の強度」
の違いです。

僕は最初のころこれでもかというくらい監督に
「もっと近く! もっと強く!」
と、守備のときに指示されました。
自分の感覚では、プレスをかけているつもりだったけれどスペイン人のそれはもっと近づいてボールを奪いとられそうな圧力がすごいです。
自分はここに慣れずものすごく苦労しました。
今もたまに指摘されますが守備のときのボールを奪おうという勢い。
プレスをかけながら相手がボールを運んだときに相手に近づいていく動き。
これが全然違います。
僕は今まで守備はゴールを奪われない、ゴールを守るためにしているという感覚でしたが、スペインでは、ボールを奪うためにするという感覚も強い気がします。

その守備の強度があるからこそ、攻撃も駆け引きがしやすくなる。
ボールを持っていないときもマークが近くに来るから背後を狙ったり、フェイクが効いてくる。
ボールを持ったときもギリギリまで引き付けて、プレーすることがスタンダードになってくる。
後ろでボールを持っていても前プレの圧力が全然違います。
自分はこの圧力になかなか慣れることができず無難なプレーや恐る恐るのプレーをすることが多くありました。
毎回練習後に自分のしたプレーを反省し、次回は絶対に改善しようと意気込み練習していましたが、やはりうまくいきませんでした。
スペイン人が日本でプレーしたらプレッシャーほぼ感じないんじゃないかな? 笑

そんな中で、週末にフランスのチームとトレーニングマッチがあり、そこでゴールを決めることができたのです。
そこで少し自信をつけることができました。
プレシーズン中、トレーニングマッチではある程度監督に出場機会を与えてもらい、シーズンでもある程度は試合に出れると思っていました。

シーズン本番での強度は別だった

が、しかし、シーズンが始まってみると出場時間は前後半一回ずつなどわずかなものでした。
シーズン本番での強度はこれまでのものとまた別だったのです。
自分が今までこれくらいだと思っていた強度からさらに一つ上のレベルでした。
その中で僕はやはり守備の強度が上げられずなかなか出場することができませんでした。
攻撃では、サイドでの1対1を買われてポイントで試合に出場できてはいました。
が、可能性を見いだすものの明らかな違いをつくれずにいました。
毎回トレーニングや試合の後にもっとこうすればよかった、なぜあそこでうまくできなかったんだと後悔ばかりする日々が続きました。

自分にはプレーヤーとしての価値があるのか、このスペインでやっていけるのか、思い悩みながらフットサルをしていました。
しかし、今思えばその日々が自分と向き合った大切な時間だったのだと思います。
自分の理想のようにはいかなかったかもしれない。
惨めな思いをしたかもしれない。
けど、それが今の自分でそこから成長していかなくてはならない。
そう奮起し、来る日も来る日も挑み続けました。
今もまだ結果を出せているわけではありませんが、プレーをしていて手応えは確実にあります。

そのつらい時期に向き合って、逃げずにあきらめ悪く続けたからこそ出口があった。
そう思います。
「守備の強度」を上げることができたのです。
スペインに来てサクセスストーリーではありませんが自分は着実に一歩ずつ進んでいっている自覚はあります。
どんなにつらくて時間がかかっても続ければ最後には進むことができる。
だから、もっと先の世界を見てみたい。
この先またつらい時期があっても僕はあきらめ悪く、あがき続けていくと思います。
それが自分の生き様だと思うので。笑

自分は日本を背負っている

スペインという外国でやっている以上、自分の周りにいる人たちは僕のプレーや振る舞いを見てこれが日本人だ、という評価になります。

だから、自分がうまくいかなくてあきらめたら、
それが日本人。

うまくいかなくても挑み続けてるな、頑張ってるなとなったら
これも日本人。

あいつ、
最近プレーよくなってきたよな、
あのときは全然ダメだったのによくあきらめないで続けたな変わったな、さすがサムライ、
ってなれたら、それも日本人。

すべては自分次第。
僕の周りのスペイン人からしたら僕の行動が日本の評価になります。
自分のことをどれだけの人が見ているかは分かりませんが多少なりとも日本を背負っていることに間違いはありません。
海外で生活したり何かをしている以上そのような意識を持っていかなくてはならないと思います。
プロとかアマチュアとか関係なく。
負けたくない。
逆境があろうがそれに立ち向かって強くなればいい。
まだまだ挑戦は続きます。
もっと先に進むために。

今回はこの辺で。
Hasta luego!

 

[プロフィール]
高橋健也 Takahashi Kenya
1995/8/15、新潟県柏崎市出身

サッカー
2002~2008 比角FC
2008~2011 柏崎FCJY
2011~2014 柏崎高校サッカー部

フットサル
2014~2018 フェニックス横浜
2018~La union Santascoloma
2017、2018 U-23神奈川県選抜

コーチングライセンス・実績
サッカー・フットサル C級
2014~2018 エスタジオ横浜スクールコーチ
2018 エスタジオ横浜U-15監督

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