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Hola japones! Un saludo! 高橋健也スペインリーグ頂点への挑戦!③ (2019/3/6)

躍動感あふれる!? プレー!

 

ユニフォームデカすぎ問題。

 

また新しい試合が始まる。前進するのみだ。

 

スペインではもう桜が咲いてます🌸

 

感じたズレと違和感。スペイン人との「リズム」の違い

Hola japones! Un saludo!
(こんにちは! 親愛なる日本の皆さん!)

こんにちは!高橋健也です!

 

今回はスペインでのプレーで自分が感じていたズレ、違和感について書きます。
より、プレイヤー目線で深く追及した内容になってます。笑

 

選手として自分はどういう選手かと説明してくれといわれたら、
積極的に仲間に対してパスコースをつくりライン間など動き回り、サイドに来たときには仕掛けたり、ワンツーで突破していけるアラ。
という感じです。
THE日本人というようなスタイルです。たぶん。笑

そんな中でシーズン前半、試合やトレーニングで例えば遅攻やプレス回避でしかるべきところにしかるべきタイミングで顔を出しているのに合わない。
サイドでの1対1でも突破しているのにゴールにつながらない、味方がセカンドポストに走ってくれていない。
という、場面が多々ありました。
自分と味方がやっていること、狙っていることは同じはずなのに何かリズムが合っていない。
感覚的にですがそう感じていました。
1人だけ別のことをしているような感覚、、。

 

自分はそれなりにフットサルをたくさん見てきて、日本でもそれなりに試合をしてきて、経験してきて、ある程度フットサルの動きであったり戦術理解はあると思っています。
スペインに来てもスペイン語がある程度理解できるようになってからはチームとしてこういう戦術や回し方でいこうというのも理解できていました。
でも、実際に自分も味方と同じことをしていても何かズレている。
これは何なんだ、自分はほんとの意味で理解できていないんじゃないか?
という、自問自答がしばらく続きました。

 

最近、少し答えというか感じたのは、
前回ディフェンスの話でも少し触れましたが、
引き付ける感覚、「リズム」といえばいいのか、その部分の違いです。

この言葉が説明として合っているか分かりませんが今回は「リズム」として説明していきます。

監督がツータッチでパスを出せという意味

僕の中ではパスを回すときにいかに球離れをよくするか、というのを意識しがちでいわゆる無駄パスのようなダイレクトのパスをよく使っていました。
もちろん、ダイレクトが必要、ダイレクトじゃなくてはいけない場面もあります。
ただ、僕が今までダイレクトで出していたところはダイレクトじゃないほうがいいのではないかと思う場面もありました。

例えばワンツーで壁になる役の選手。
今までは裏にパスを出すのにダイレクトで出す、もしくは出さなくてはいけないとも思っていました。
しかし、僕のチームの監督はよくツータッチで出せといいます。
それは自分のマークがワンツーを読んで距離をとられ、それを見ずに出してカットされてしまったり裏に走った味方にマークがしっかりとついていっていることもあるからです。
トラップをすればワンツーするフリをして開いたり、他の選択肢をできます。
このシチュエーションはあくまで1つの例ですが、
早い判断=ダイレクト
ではないということです。
僕はその辺の細かいところの状況まで見てダイレクトかどうかを使い分けていなかったのかもしれないです。
だから味方とのプレーがズレている感覚がしていたのだと思います。

ただ、いい意味でのズレであったり、サプライズはあってもいいと思っています。
それは外国人だからこそできる違うプレーだったりリズムがチームを助けることもあるからです。

 

しかし、このままでは、ダメだ。
何か感覚的な部分で変えないといけない。
そう感じました。

少しずつ「リズム」が合うようになってきた

そこから、スペインリーグの試合をより丁寧に見たり、味方のプレーを真似したりして、プレーを意識していきました。
すると、回数を重ねるにつれ、少しずつ「リズム」が合うようになってきた気がしました。
何かのきっかけでというよりかは味方とプレーを少しずつすり合わせていってやっと合うようになってきたという感覚です。
あくまで自分の感覚的なものでこういうふうにしたから合った。という、1つの答えはなく、試合やトレーニングでパスを交わしたり、意見をいったりしてきた数によってだと思います。

「リズム」が合ってきたことにより味方の狙いが分かるようになったり、味方とのプレー後のコミュニケーションもより内容の確かなものになってきました。
プレーをしていても手応えというか心地よさが全然変わりました。
今までは探っていたものが、今ではしっくり来てそこをチームメイトと合わせていくだけという感覚。

だからこそ、今はプレーをしていて楽しささえも感じます。
今まではプレーが合わなかったり、結果を出せなかったりしてつらさを持ってプレーをすることが多かったです。
もちろん、今も結果を出さないといけないという現状は変わりませんが、内容の部分、目に見えない内側の部分が充実しているといえます。
フットサルをプレーしている、学んでいるという楽しさがあります。
だからこそもっとうまくなりたい。

 

シーズンが2/3過ぎてしまいましたがやっとスタートラインに立てた。
チームの中の1人の選手として土俵に立てたという感覚です。
ただ、これまでの期間は無駄ではないし、それはこれからの立ち居振舞いで決まります。
着実にやっていくのみです。
まだまだチャレンジは続きます。

 

では、今回はこの辺で。
Hasta luego!

 

[プロフィール]
高橋健也 Takahashi Kenya
1995/8/15、新潟県柏崎市出身

サッカー
2002~2008 比角FC
2008~2011 柏崎FCJY
2011~2014 柏崎高校サッカー部

フットサル
2014~2018 フェニックス横浜
2018~La union Santascoloma
2017、2018 U-23神奈川県選抜

コーチングライセンス・実績
サッカー・フットサル C級
2014~2018 エスタジオ横浜スクールコーチ
2018 エスタジオ横浜U-15監督

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