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後半パワープレーしなきゃいけなかったっていうのが苦しかった!(十条FCレディース・内山純平コーチ)[全日本女子関東大会]

珍しく9人ものメンバーがそろった十条フットボールクラブレディース。

2019年9月8日 山梨県立小瀬スポーツ公園体育館
(PHOTO,TEXT・山下浩正)

 

対戦相手は関東リーグで現在2位のタパジーダ。

 

先制ゴールを決めベンチで祝福を受けるタパジーダのキャプテン、♯4川野。

 

カウンターから突破を図る十条の♯77横山。しかし厳しいマークに遭い行く手を阻まれる。

 

タパジーダの追加点は意外な形で入った。♯9川島のシュートをゴレイラがハンブルしたところを詰めていた♯7森が押し込んだ。

 

2点を献上した十条は即刻パワープレーに入り、♯6宮下の右からのシュートパスで再三チャンスを演出したが決まらない。

 

右サイドから強烈なシュートパスを放つ♯6宮下。相手はわかっていても止められない威力があった。

 

JFA 第16回全日本女子フットサル選手権大会 関東大会
M1 タパジーダ 2-1 十条フットボールクラブレディース
[得点経過]
1-0 7分 タパジーダ 4 川野りな
2-0 13分 タパジーダ 7 森栄利香
2-1 18分 十条FCレディース 6 宮下雅子
(30分プレーイングタイム)

 

11月2~4日、石川県で開催される全国大会に向け2つの出場権を争う関東大会の1、2回戦が9月8日に行われ、ベスト4が決まった。同14日に準決勝、決勝が行われるが、それに先駆けて健闘むなしく敗退したチームの声を聞いた。2面同時開催された1回戦の1つはタパジーダ(東京都第2代表/関東リーグ所属)vs.十条フットボールクラブレディース(東京都第4代表/東京都1部リーグ所属)戦。敗者は十条だった。

前半のうちに1点差にしたかった

前半残り1分40秒、タパジーダに0-2とリードを広げられると十条はすかさずパワープレーに突入。狙いは前半のうちに1点差にすること。しかし、チャンスをつくりながらゴールを奪えず、後半へと折り返した。そして頭からパワープレーを選択せざるを得なかった十条に対してタパジーダは…。

 

十条フットボールクラブレディース内山純平コーチインタビュー

インタビュー後、選手に冷やかされて笑顔を見せる内山コーチ。パワープレーに手応えをみせていた。

 

攻め急がないタパジーダにやられた

Pivo! 健闘むなしく関東敗退が決まったが、今の心境は?

内山 そうっすね。ま、山下さん最初おっしゃられたように、今日はうちのチームとしては比較的人数が集まって。今のチーム状況でできるベストを尽くした結果、やられたし、やり切ったなと思ってます、はい。もっとできることはあったはずですけど、チーム状況考えたら、悔しいですけど、ここが限界かなとっていうのはすごい感じます。

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