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無料:激闘の1位2位対決! 「今日は自分たちの若さが出た試合だった」(ボルクバレット北九州・馬場源徳監督)[F2第7節]

アウエーの北九州が2点目を決めた瞬間。カウンターから♯11小林が撃ったシュートが横浜のゴレイロ♯1鈴木の左の肩口を射抜いてゴールネットを揺らした!

 

2019年9月15日 横浜市平沼記念体育館

(PHOTO,TEXT・山下浩正)

アウエーのボルクバレット北九州。勝ち点3差の2位につけて敵地に乗り込んだ。

 

ホームで1位2位対決を実現させたY.S.C.C.横浜(以下、ワイエス)。ここまで唯一の無敗チームだ。

 

先制ゴールは北九州がセットプレーから。Fリーグ選抜から加入した♯6北野が、フウガドールすみだから移籍した♯20清水誠也を倒してファールを取られフリーキックを与えてしまった。

 

♯8米村のフリーキックを清水が押し込み北九州、先制!

 

長い手足を利してアタッカーに前を向かせないディフェンスこそ、清水の真骨頂だ。先制後のワンシーン。

 

冒頭の写真のとおり北九州が2点目を決めた5分後、ワイエスの♯2高橋が1点を返し、こん身のガッツポーズ! 高橋のゴールは敵陣左奥でルーレットからマーカーを振り切りニアに突き刺したもの。チームを鼓舞するのに十分なゴールだった。

 

さらにその4分後、今度は♯11滝沢が右コーナーキックからの落としをダイレクトでたたき込んだ。2-2の同点!!

 

逆転の機運が高まるワイエス。

 

絶叫に次ぐ絶叫! 前田監督は戦い続けた。

 

かたや、どっしりと構える北九州の馬場監督。

 

残り2分、逆転を狙ってワイエスはゴレイロの♯1鈴木がドリブルで前へとボールを運ぶ。だがそのときだ、鈴木は激闘で右足を痛めその場に倒れ込んだ。

 

ここで鈴木は負傷退場。代わって赤いGKジャージを着たのはフィールドの♯6北野。いきなり相手のシュートを横っ飛びでセーブした。代役とは思えないこのセーブがなければワイエスは敗れていたかもしれない。

 

残り1分、♯20清水がカットインからペナルティーサークル内で左足シュート!

 

敵も味方もボールの行方を見守った。

 

だがボールは北九州から見て右のポストを直撃し右にそれていった。ワイエスにとって命拾いの、北九州にとって勝利が遠のいた瞬間だった。

 

レフェリーがタイムアップの笛を高らかに吹き、その瞬間、ワイエスの選手たちはガッツポーズ!

 

DUARIG Fリーグ2019/2020 ディビジョン2  
Y.S.C.C.横浜 2-2 ボルクバレット北九州 
観客数:451人
[得点経過]
0-1 02分17秒 北九州 20 清水誠也
0-2 24分56秒 北九州 11 小林謙太
1-2 29分58秒 横浜 2 高橋健
2-2 33分52秒 横浜 11 滝沢拓也

 

試合後の記者会見、馬場監督は自ら任命した3人のキャプテンのうちの2人、♯2村山(左)と、♯11小林を伴って出席した。

▪️記者会見
(試合を振り返って)
選手は高いレベルでコミットメントをとる努力をした

馬場源徳ボルクバレット北九州監督 まず、今日の試合では自分たちのチームの若さが、まだまだ出た試合だったと思います。ゲームコントロールのところ、フィニッシュを決めて試合を決定づけるところ、そこからの集中力、ちょっとしたトランジションからのミスからの、特にセットプレーからの失点など、そういうところに関してまだまだ若いチームということを再認識しました。

ただし、選手自体は高いレベルでコミットメントをとる努力をしたと思います。それが引き分けという結果。ホームゲームで相手も負けれない試合という中では最低限、1位に引き離されないという形ということでは選手を評価したいと思っています。

♯2村山竜三ボルクバレット北九州キャプテン ホントは勝ち切りたかったんですけど、まあ、なかなか、首位のチームということで流れを渡してくれなかったなっていう。今までの対戦相手ではもう2点目で大体心が折れてくれるところを、こっちに100%。まあ、こっちに3点目が入んなかったっていうのが原因かもしれないですけど、そこでも粘り強くうちはディフェンスして、やっぱ、3点目を獲ってトドメを刺さないといけなかったところなんで。まぁ、監督のいうとおり、若いチームなので、まだ僕らは進化していきます、はい。

♯11小林謙太ボルクバレット北九州キャプテン まぁ、シンプルに悔しいですね。ワイエスも多分同じ気持ちかなと思うんですけど、多くのチャンスがある中で決めるところを決めれないっていう試合だったと思います。

ポイントはセットプレーですね。うちもかなり練習してきたところで、ディフェンス面のところでも点を獲られましたし。逆にまあ、点を獲れたんでそこはよかったと思います。

(質疑応答)
相手5ファールの局面でもう一押しできないのも若さだ

Q 去年に比べてピヴォに清水誠也という芯が通ったかなと思うんですが、彼が入ったことによる効果だったり、今日も先制点を獲ったが、チームにもたらした影響というのは?

馬場 わたしたちにとっては、指にぴったりはまる指輪のようなものですね。そういう感覚だと思います。もちろん、小林、渡辺という仕事ができるピヴォもいるんですけど、それに加えて清水という前線で努力ができて、しっかりとボールが収められる。戦術理解度も低くないピヴォが来たっていうことはわたしたちにとって、まさに指輪ですね。しっかりときれいにはまってくれて、一緒に仕事ができるすばらしい選手だと思っています。まだまだフィニッシュ能力が低いところはありますけども、しっかりとわたしたちの戦術に順応して、もっといいフットサルを体現する1人の若者だと思っています。

Q 終盤、相手がキーパーがいなくなったところは3点目を獲るチャンスだったともうが、あそこで圧力をもう一個かけるためにチームが必要と感じているところはどんなところか。

馬場 ま、やはり、当然ですけども、攻撃の厚み、バリエーション、そしてフィニッシュの精度。やはり何度も何度も湧く惜しいシーン。もうひとつ我慢してセグンドまで人を配置したいシーンというのはありますけど、またそこで我慢できない。そこに関してはもう日々のトレーニングしか改善できないと思ってます。

なので、厚みというかバリエーションが欲しい。そのためにはトレーニングを続ける。優勝するためには、点を獲らないと勝てないと思ってます。

Q 横浜とはホームでの対戦が鍵になってくるかなと思うが、そこに向けてチームのどこを高めていきたいか。

馬場 やはり、ワイエスさんとの戦いというのはほかのF2の試合とは違うと思います。失礼な言い方はしたくないんですけども、ほかの試合、もちろん、浜松さんもそうですけども、ほかの試合とはちょっと違うと思っています。ボールも簡単に持たせてくれない。ちょっとしたところで決定力が高いチーム。自分たちも慎重に戦わないといけない。ほかの試合以上のものを要求してくるのがワイエスだと思っています。なので、チームをどう変えるというよりも、ワイエスさんとの戦いとなると特殊な作業を準備することになると思っています。

全体なこととしては守備の整備を続ける、トランジションの局面の整理を続ける、セットプレーを向上させる、そして、攻撃、フィニッシュを改善していく。そこはフットサルの連続としては変わりません。

Pivo! チームの若さという点での関連だが、前半2分残して相手が5ファール。あそこでもう一押しあれば第2PK獲得につながるなど局面も変わったのかなと思うがどうか。

馬場 まさにおっしゃるとおり。5ファールになって、1対1を仕掛けるだけが5ファールの局面ではないと思っています。例えばファールアピール、もしくは、背中をとってそこから3人目。やはり、見えないところで動くことが相手のファールを誘う動き、もしくは、キックフェイント。やはり、ちょっとしたアイデアがないと、そういうところを少し遊べないと、やはり審判も硬くなった状態で6ファールはもらえないと思っていますし。まさにそういうところも若さのひとつですね。

 

ワイエスの前田監督(左)と♯8宿本キャプテン。

(試合を振り返って)
後半戦は難問を全員で乗り越えて必ず優勝したい

前田佳宏Y.S.C.C.横浜監督 これはいつもいってることなんですけども、北九州さんにまず感謝したいです。感謝の意味は、1位2位対決をこの平沼でできたっていうことに感謝しています。

僕たちはもちろん、プライドを持って戦った試合でしたし、北九州さんも自分たちのチームのプライドが出た。客観的に自分がワイエスの人間じゃなく、フラットにフットサルを見たときに、まあまあ、フットサルのいろんないい部分が詰まってて、おもしろいゲームだったんではないかなと思います。ただ、僕はワイエスの人間なので、勝ち点3は獲りたかったっていうところは正直なところです。

言い方を変えれば、よく負けなかった、よく引き分けた、なんですけども、やっぱり前半に正直僕らにはいくつかのチャンスがあって。そこをものにできなかったっていうのがまずは1つよくなかったなと。

それで、0-1の時間が長く続いて、後半も最初に自分たちのチャンスが来たと思うんですけども、それも決めれず。で、決められる。

そこからはちょっと苦しい展開になってしまって。

それが多少のケガ人を出してしまったところではあるのかなとは思います。

ただ、悲観することは全くなく。この次に向かうことが大事だと思いますし。実際にはまだ負けてないので。このまままた勝ち点3を目指して次のゲームに向かいたいと思います。

ここからがチームの総力戦だと思います。多少やっぱりケガ人が出てしまったので、次に出てくる選手たちがすごく燃えてる状態だと思うんで。そこでまたチーム内の競争ができて、そこで勝ち得たメンバーが出てきて、また自分たちのフットサルがひと回りもふた回りもいいフットサルになればいいなと思ってます。以上です。

♯8 宿本諒太Y.S.C.C.横浜キャプテン 今は、勝てなかった悔しさと、逆に負けなかったという安ど感という複雑な気持ちでいます。ただ、まあ、勝ち点1を獲れたというよりは、相手に勝ち点3を与えなかったっていう捉え方を僕はしていて。それがこの長いリーグ戦を終わって振り返ったときに、ここが大事だったねっていうふうにいえるような試合だったんじゃないかなと思います。

それは多分、去年の僕らだったら、0-2のまま終わっていた、もしくは傷を広げられていたってことは考えられるので。そこは成長しているなって自覚をしています。

前半戦が全部終わって、負けをしなかったってこともプラスですし。ただ、ほかのチームも後半戦、強化をしてきて、勝つ対策をしてくるっていうところで、より進化を目指さないといけないと思うので。ケガ人とか、累積とか、いろんな問題が出てくると思いますけども、そこを全員で乗り切って、必ず優勝したいと思います。以上です。

(質疑応答)
後半戦は成長したフットサルを展開したい

Q ここで前半戦が終わったっていうところで、振り返りと、後半戦に向けてというところで感想を。

前田 えー、まずは、負けなしで来たっていうところはすごく自信を持ってます。後半戦に向かって、もうひと回りふた回り成長して、必ず勝ち点を積み上げていって、わたしたちの目標である「絶対昇格」っていうところに突き進めるように頑張っていきたいと思います。

それプラス、後半戦になったときに、先シーズンは流れのまま始まって、流れのまま終わってしまった感覚があるので。やはりまた違うY.S.C.C.っていうのを見せれるように練習から、新しい部分へのチャレンジもやっているので。そこに対して、いい顔を見せれるような、全く違うなと、成長したなと思われるようなフットサルを展開していきたいなと思います。

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