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20年でひと区切りのはずが(清野潤監督・ゾット早稲田FC)[関東1部・第14節]

エスフォルタアリーナ八王子 2019年10月26日
(PHOTO,TEXT・なか)

 

 

 

SuperSports XEBIO 第21回関東フットサルリーグ1部 by PENALTY 第14節
ペスカドーラ町田アスピランチ 4-2 ゾット早稲田FC

[得点経過]
1-0 00分50秒 町田  #10 福田亮
2-0 05分52秒 町田  #11 鈴木幹太
3-0 13分20秒 町田  #10 福田亮
4-0 18分55秒 町田  #13 松村泰平
4-1 30分02秒 ゾット #19 雪島洋樹
4-2 39分44秒 ゾット #24 三嶽侑平

 

開始1分もたたないうちに町田 #10 福田が先制弾。

 

 

続いてGK正面に打ち抜いて決めたのは #11 鈴木のゴール。

 

またしても #10 福田の2本目のゴール。

 

前半で4点目となる #13 松村 のゴールで町田のゲームとなるか?

 

今シーズン好調のゾット #19 雪島がまずは1点返す。

 

後半は失点なくゼロで抑えたが、思うように得点が獲れず、残り1分を切ったところで #24 三嶽のゴールだがゾットは2点止まり。

 

■戦績

第1節 2019年6月15日(土)11:00 東京ドームスポーツセンター東久留米
 × 4-5 バディランツァー
第3節 2019年7月20日(土)11:00 エスフォルタアリーナ八王子
 〇 4-3 リガーレ東京
第4節 2019年7月27日(土)11:00 川崎多摩スポーツセンター
 × 2-5 ペスカドーラ町田アスピランチ
第5節 2019年8月3日(土)11:00 東京ドームスポーツセンター東久留米
 〇 4-3 コロナFC/権田
第6節 2019年8月11日(日)13:05 葛飾区水元総合スポーツセンター
 △ 3-3 ファイルフォックス八王子
第7節 2019年8月24日(土)13:00 常総市水海道総合体育館
 〇 2-1 バルドラール浦安セグンド
第8節 2019年9月1日(日)17:04 星槎レイクアリーナ箱根
 〇 2-1 湘南ベルマーレFCロンドリーナ
第10節 2019年9月15日(日)11:00 小瀬スポーツ公園体育館
 〇 5-1 バディランツァーレ
第13節 2019年10月20日(日)13:00 常総市水海道総合体育館
 〇 4-1 リガーレ東京
第14節 2019年10月26日(土)13:51 エスフォルタアリーナ八王子
 × 2-4 ペスカドーラ町田アスピランチ
第15節 2019年11月2日(土)14:43 川崎多摩スポーツセンター
 △ 2-2 コロナFC/権田

6勝2敗2分 3/9位 2019年11月9日現在

 

■今後の試合日程

第16節 2019年11月24日(日)15:00 八王子富士森体育館
 ファイルフォックス八王子
第17節 2019年12月8日(日)13:00 小田原アリーナ
 バルドラール浦安セグンド
第11節 2019年12月14日(土)11:00 笠松運動公園内体育館
 CAFURINGA東久留米
第18節 2019年12月28日(土)未定 駒沢オリンピック公園総合運動場屋内球技場
 湘南ベルマーレFCロンドリーナ

 

昨シーズン終了時に10人の選手退団、今シーズン12人の入団・下部組織からの昇格で、ゾット早稲田FC(以下、ゾット)というチームは大きく様変わりした。
加えて、監督の清野潤も今シーズンは選手としてのベンチ入りを果たしていない。

今シーズンのゾットは成績が振るわない、開幕以前はそう思っていた。
そんな予想も外れ、開幕戦のバディランツァーレ戦は、4-5と惜しい成績。
次のリガーレ東京戦は敵ホーム戦での勝利。
続いてのペスカドーラ町田アスピランチ(以下、町田)は2-5の敗戦。
飛んで、ファイルフォックス八王子戦を引き分けて以降、4連勝と破竹の勢いかと思われたが、再び町田との戦いに負ける。
今シーズン町田との勝負は2戦2敗となった。
ガラッとメンバーが変わった中で、11月9日現在3位につけているというのは、まずまずの成績ではないだろうか。
後期も前期と変わらず、勝ち抜いていけば、地域チャンピオンズリーグリーグへの出場権が見えてくる可能性は非常に大きい。

 

清野潤(きよの じゅん)監督

Pivo! 今日は残念ながら負けてしまいましたが、今まで連勝していた部分も含め、今はどんなお気持ちですか?

清野 今年メンバーが大きく変わった中で、今までのゾットの守るべきものと、変えなきゃいけないものを融合させてというか、それである程度いい結果が出てた部分はあったんですけど、やっぱまだまだなというのを痛感させられた試合だったかなというふうには思います。

Pivo! 後半の攻めるシーンが増えて、チャンスも広がったようですが、残念ながら2点止まりでしたね。

清野 前半0ー4で、後半2ー0ですけど、前半も本当にチャンスの数がなかったわけではないし、それを決めきれない弱さと、逆に失点の軽さがあったからこそ、得点が奪えなかったのかなっというのがあって、後半ディフェンスから入ったことによって、失点しないことによって、得点も奪えたのかなっていう感じはするんで、本当に立ち上がりが悔やまれるというか、それをしっかりついていく。今年の町田は本当に強いと思うし、決して自分たちがすべて悪かったかというわけではなくて、相手も本当にすごくいいチームで強かった。

Pivo! 前半の4失点を受けて、ハーフタイムでの切り替えや、指示はどういうふうにしましたか?

清野 しっかり受け入れろということと、今シーズン戦ううえで、あっちゃいけないですけど、こういう試合が出てくることは、全然ビックリしないことというか、なんのサプライズでもない状態で、まぁ、絶対に崩れないで、まずディフェンスから入ること。やり方の修正はしましたけど、一番はメンタル面しっかり整えて、1本ずつ返していけば、前半もチャンスはかなりつくれていただけに、本気で同点もしくは逆転できる可能性も十分にあるからなっていうような感じのアプローチをしました。

 

Pivo! そういった意味でいうと、後半のレッドカードもらって、1人減った状態だったが、しっかり点を獲りに行く姿勢っていうのが見えていました。

清野 そうですね、そこで引いたところで、2分たったらほぼ負けは確定なんで、だったらリスク懸けてでも獲りに行くって選択。

Pivo! 一般的にこういうシチュエーションだと、どうしても1人少ない状態なので守りがちになっちゃいますよね。

清野 本当に勝ちたいし、見てくれている人だったり、応援しに来てくれている人がいる中で、1人少なくても負けているチームが引くというよりかは、自分たちの考え方としては、本気で獲りに行くっていう考え方です。

Pivo! 最初のほうでも出た話なんですけど、昨年、チームに貢献してくれてきた選手たちが抜けてしまって、前期の最初のほうは勝てなかった。途中から上がってきた要因は何ですか?

清野 いや、もう本当に、僕も今までよりやることを限定的にというか、今まで器用な選手もいたりした中で、今年はそんなに別に器用な選手が多いわけじゃないんで、攻めも、守りもやることを限定したんですけど、本当に選手たちがそれを真摯(しんし)に取り組んで・・・向き合って取り組んでくれた結果が、ここのところ勝ち点に現れたのかな。本当に選手たちの頑張りというか、本当にそこに尽きるなぁと思います。

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