デジタルピヴォ! プラス

無料:トルエーラ柏 ♯14 柴田祐輔、Fリーグ200試合出場! 「F1経験者である僕がサボるのはあり得ない」[F2第9節]

第9節の試合前に行われた柴田祐輔選手のFリーグ200試合出場記念セレモニーで同選手を祝福する、柴田選手のスクール生で5歳の女の子、岩井みうかちゃんと、トルエーラ柏の応援マネージャー、さえぽよの2人。

 

当日、柴田選手をはじめ柏の選手&スタッフ全員が着たメモリアルTシャツのロゴマーク。

 

2019年10月6日 柏市沼南体育館
(PHOTO,TEXT・山下浩正)

 

選手キャリアで今が一番輝いている!

柴田祐輔は自身の選手キャリアで今が一番輝いているのではないだろうか。
今シーズン頭からトルエーラ柏に移籍した柴田は、今や文句なしにチームの中心選手であり、敵将に恐れられ、厳しいマークを受ける存在だ。
柴田はFリーグ設立5年目の2011年7月31日、府中アスレティックFCの選手としてペスカドーラ町田戦でデビューし、以来F1で191試合、F2に活躍の場を移した今季は10月6日の第9節ホームゲーム(アグレミーナ浜松戦)でFリーグ通算200試合出場を果たしている。
35歳のベテランにして、誰よりも走る姿が美しい!

 

F1の経験を落とし込みたいので
若手には強めにいうようにしている

Pivo! 今日の試合(第9節アグレミーナ浜松戦)の感想から、まず。

柴田 そうですね、1試合目負けて、僕らも負けてられなかったんで、4位・5位というのもあったし。ま、シンプルにうれしいですね。

Pivo! 今日は2アシスト。まず、根津の先制ゴールをアシスト。

柴田 前からのプレスで取って根津と縦ワンツーみたいな感じで、はい。

Pivo! 強すぎず弱すぎず、絶妙なリターンパスに、キャリア豊富なキミならではの技が見えた。

柴田 そうですかね。あれはまぁ、感覚ですけど、相手ディフェンスをよく見ないとパス出せないしっていうところなんで。ま、そこは自分いつも気をつけてるんで。

Pivo! 今日の試合は全体にハーフに引いていただけにあそこまで深く追っていったシーンは少なかった。ここぞとばかりに追いまくって、奪って、結果につなげた。

柴田 ま、でも、ハーフで守ってても押し上げるところは押し上げて行こうっていうチームコンセプトがあったので、それがうまくはまったかなっていうところですかね。

Pivo! 碓井の追加点のアシストは、ハーフ付近で碓井が相手パスをカットして、それを前線のキミに預けて、ピヴォ当ての落としのような形から碓井が決めた。あれもきれいな形だった。

柴田 あれはきれいでしたね。フットサルっぽかったし。あれは結構うれしかったです、自分も、はい。

Pivo! 前振りが長くなったが今日でFリーグ通算200試合出場。当然ながらF1のキャリアがものをいっている。

柴田 そう、190ぐらい出てたんで。しかもホームでっていう、ちょうどいいタイミングで達成できました、はい。ま、ゴール獲りたかったですけどね。

Pivo! ノーゴールでもちゃんと勝利に貢献している。

柴田 まぁ、そうですかね。

Pivo! それにしても、F2は試合数が少ないだけに200というのは価値ある数字だ。

柴田 ああ、確かに。そうですね、はい。

Pivo! F1から埼玉県のアバンソール埼玉を経て、で、請われて柏に来て。なかなかF1経験者がF2に流れてきてここまでハードワークするのって難しいと思う。どんな気持ちがキミを支えているのか。

柴田 気持ちは負けたくないっていうのと、ま、あとは、やっぱりチームがどこを目指しているかっていうところで。監督とも話したんですけど、監督がF1を目指してるっていうので、F1経験者である僕がサボるっていうのはまずあり得ないなって思ってるので。

Pivo! なるほど。

柴田 まぁ“見せる”じゃないですけど、若手がいるので、やっぱ、F1でやってた経験をみんなに落とし込みたいっていう部分では、ま、サボれないなっていうところで。しっかり走るっていうのは、まぁ、基本だと思うんで。そこはしっかりやってます。

Pivo! 走ってるねぇ!

柴田 走ってます。疲れました(笑)!

Pivo! それに若手に厳しい言葉も投げている。

柴田 あ、もちろん、その、出来ないわけじゃないので、そこは気持ちの問題だったり、“これはいいや”って思っちゃうとやっぱりチームは負けちゃうので。そこはやっぱり厳しくいわないと。ま、ちょっといい過ぎる部分もありますけど、そういうところを戦ってきたってところで。

Pivo! それゆえに説得力もあるし。

柴田 ま、それはどうかわかんないですけど、はい(笑)。ま、ちょっと強めにいうようにはしています。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ