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基本的なことを当たり前に高いレベルで、という姿勢。[山下コラム]

 

2019年11月28日
(PHOTO、TEXT・山下浩正)

 

[トルエーラ柏 ♯17 根津卓巳 TAKUMI NEZU]

  • 生年月日・・・1989.12.24
  • 出身地・・・千葉県
  • 利き足・・・右
  • あだ名/よび名・・・ねづっち
  • 特技・・・アラームの設定時刻5分前に起きる
  • 趣味・・・映画鑑賞・反復横跳び

 

 

 

 

去年ゼロだったゴール数が今年はすでに5ゴール

F2・2年目でこれだけ成長した選手はなかなかいない。数字がそれを物語っている。

昨シーズン、トルエーラ柏のアラ、根津卓巳(29歳)はリーグ戦14試合中12試合に出場しているものの、先発は4試合にとどまっている。自ら「シュート自体はうまい選手ではない」と語っているとおり、ゴール数は「0」だった。

ことほどさように、去年は、とにかく目立たない選手だった。

去年の彼に対する僕の印象はトレーニングでは俊足ぶりを発揮するものの、プレー強度が上がる本番では球際に弱かったし、ここぞというシーンで詰めが甘かった。セグンドへの強烈なシュートパスに対して今一歩出足が遅いためにゴールを割れず、カメラをのぞきながらほかの選手と一緒に何度、「あ~!!」と落胆の声をあげたことか。

その根津を去年見て、この選手がなぜこのFの舞台にいるのかなって正直思っていた。トレーニングでは応援バナーに「無尽蔵のスタミナ、柏のダイナモ」とあるとおり、並外れた持久力でボールを追い回し、相手のチャンスを潰してマイボールにしていくシーンがあった。でも本番の攻撃面では、はっきりいって、ここぞというときにミスが多かった。それについて彼自身どう思っていたのか。

「もちろん、僕の中で今思い出す限りでも、なんだろ、今日みたいに決めなきゃいけないところで外したりっていうシーンはやっぱり多かったんで。そうそう。ぱっと浮かんでくることだけでもありますね、何個か。

それってなんなんですかね。自信というのもあんのかもしれないですけど。慣れとか。う~ん、なんか技術的じゃないところでのミスをやっぱりしてた気がするんで」

ところが今シーズンは第11節終了段階ですでに8試合に先発している。

いかに監督の信頼が厚いかだが、ゴール数も今シーズンはすでに「5」ゴールを決めて14位にランクイン。破壊力満点のメンバーが多い柏にあってチームで4番目のゴール数を記録している。

F1への強い思いが激突した第9節アグレミーナ浜松戦で♯14柴田祐輔とのワンツーから貴重な先制ゴールを決めたときも、「ああいうところだったり、ファー詰めだったりっていうところをきっちり決めないと、やっぱりチームに迷惑かかりますしね」と、前年の苦い思いを振り返るように語っている。苦労の末につかんだ“今”を十分に自覚しているのだ。

個サルつながりからFリーガーへ

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