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日本リーグの選手と対戦できる幸せ![北区女子リーグ]

 

2020年1月5日 東京・北区滝野川体育館
(PHOTO、TEXT・山下浩正)

 

北区女子フットサルリーグ 第1節 第4試合
FUSION 3-6 ベイブスVV

 

FUSION

監督 
安東恭治
選手
♯1 清部友花
♯4 久保田ひとみ
♯11 加賀谷歩夢
♯13 佐藤諒子
♯15 蔵野彩香
♯16 大田佳実
♯19 盛田南
◎得点者 ♯15 ♯4 ♯4

 

ベイブスVV

監督 
半田拓也
役員
小林恒弥
飯島正也
選手
♯5 かねちゃん
♯7 フューチャー
♯8 まいこはん
♯12 昆布
♯14 カホ
♯15 かほ
♯18 あず 
♯19 半ちゃん
◎得点者 ♯15 ♯14 ♯15 ♯14 ♯15 ♯14

 

 

 

 

 

 

変幻自在のスーパープレー! 

ベイブスVVが1点リードで迎えた前半終了間際のことだった。
前半のうちに同点にしようという狙いだろう、相手ゴール前で厳しい前プレをかけるFUSION。プレス回避しようとベイブスが自陣ゴール前を横切る速いパスを放つ。左コーナーアーク付近でこのパスを受けたのは♯15 かほ。そう、あのプレーヤーだ。すかさずそこへも強いプレスがかかる。回避する余地はあるのか。奪われれば失点の危険もある。絶体絶命だ。僕はかたずをのんで見守った。
次の瞬間、彼女は相手とゴールラインのわずかな間げきを縫うようにボールごと体を押し込む。相手との間に距離を生み出すためのフェイントだ。
かわされまいと相手は一歩引く。そのときだ、彼女は右足インサイドでボールをフックしてタッチライン際に運び縦突破に移った。そして素早いドリブル。それも相手サイドのコーナーアーク付近まで長躯、仕掛けた。そして左足でシュート。これが見事にFUSIONのゴールネットを揺らした。
なんという変幻自在のスーパープレー! 

LIGARE TOKYO LADIESの嶋田萌が言っていた。「関東リーグのプレーとかを見て。やっぱ、代表の選手は(緩急を入れたプレーが)うまかった」と。嶋田が見たという代表選手はかほだったのではないかと思うし、このFUSION戦の、体をグイッと押し込んでマークをはがすフェイントを見たら、きっと、ため息をもらしたに違いない。

この北区女子リーグで唯一の混成チーム、ベイブスを除くとそのほかはいずれも都1部リーグのチームだ。都1部の上には関東リーグがあり、さらにその上に日本リーグがあり、真に選ばれた選手には日本代表という舞台が用意されている。これ以上ない高いステージでプレーしている選手と、北区女子リーグは戦うことができているのだ。こんな幸運はない。

女子の競技フットサルは男子のそれに比べてまだまだ遅れていることは火を見るより明らかだが、一方で、女子サッカー選手が次々と“卒業”しているのも事実。その選手たちが例えばこの北区女子リーグで都1、関東はいうに及ばず、日本リーグや日本代表選手の鮮やかなプレーを目の当たりにしたら何かがひらめくはずだし、フットサルの魅力に目覚めて転向するかもしれない。その役割と責任を現役選手たちは常に背負ってプレーしてほしいものだ。

あわや、ジャイアントキリング!?

ゲームに話を戻そう。
ベイブス2点リードで折り返した後半立ち上がり、FUSIONは♯4 久保田ひとみが2ゴールを奪取、3-3に追いついた。ジャイアントキリングはあるのか!? と会場はざわついたが、この後はベイブスが気迫の3連続ゴールで突き放した。ベイブスは♯14 カホと♯15 かほの2人が3ゴールずつを決めて違いを見せつけた。

なお、FUSIONは♯4 久保田ひとみとともに主力としてチームを支える♯3 菊地優花が都合で欠場。ベイブスは♯8 まいこはんがLa puerta junto ladiesとの第1試合で自爆、このゲームを欠場した。次節(1月25日、滝野川体育館)は元気者たちが顔をそろえた状態でバチバチやりあってほしい。

補足になるが、FUSIONは1月13日(月・祝)の都1部最終節でBALLENA BLANCA城北レディースと関東参入戦出場権をかけて戦う。それを想定してか、この日は2試合ともゲーム終盤でパワープレーにトライしていた。当日が楽しみだ。

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