デジタルピヴォ! プラス

the sunkisstに続いて、城北レディース、FUSIONが関東参入戦出場権獲得![東京都女子1部・最終節]

 

2020年1月13日 エスフォルタアリーナ八王子
(PHOTO・TEXT、山下浩正)

 

東京都女子リーグで優勝し関東リーグ参入戦第1代表に決まったthe sunkisst。プレゼンターは梶野政志関東フットサル連盟会長。

 

 

準優勝し第2代表に決まったBALLENA BLANCA城北レディース。

 

 

第3位になり第3代表に決まったFUSION。

 

東京都女子リーグ最終節が行われ、優勝したthe sunkisstが東京都第1代表、準優勝のBALLENA BLANCA城北レディース(以下、城北レディース)が同第2代表、そして、第3位のFUSIONが同第3代表として、関東女子フットサルリーグ参入戦への出場権を獲得した。

なお、第1試合で、来季、都リーグでの活動を継続しないことを公表したFestiloがLIGARE TOKYO LADIESに勝利し有終の美を飾った。ただ、ここでは上位リーグチームの関東参入戦にかかわる動向を優先、Festiloに関しては明日以降に記事掲載します。

 

▪️第17回東京都女子フットサル1部リーグ2019  第15節 第2試合
FUSION 0-0 BALLENA BLANCA 城北レディース 

涙にくれるFUSIONに朗報

勝ち点15でリーグ2位の城北レディース対、同14で3位のFUSIONの戦いは、スコアレスドローに終わり、城北レディースがリーグ2位を堅持、優勝したthe sunkisstに次ぐ東京都第2代表として関東リーグ参入戦出場権を獲得した。
前節で勝利し勝ち点を伸ばしたことが土壇場で大きく影響した。
勝利して同17に伸ばせばリーグ2位に浮上し、一発で参入戦出場確定となるFUSIONだったが、同15にとどまったことから、第3試合のTOCAR jugadoras 新宿(以下、TOCAR、同13/リーグ4位)の結果待ちとなった。

TOCARが引き分けなら第3代表として関東参入戦出場確定だが、勝てば4位となり出場権をつかみ損ねる。

微妙な立ち位置で始まったこのゲームは、気迫のこもったプレーを見せるTOCARが2点リード。ところが残り5分でthe sunkisstが追いつきドロー。結果、勝ち点1差は埋まらず、この時点でFUSIONのリーグ3位が確定し同第3代表での参入戦出場が決まった。

ところが喜ぶべきFUSIONの選手たちがこの試合後に観客席で涙にくれていた。感情の高ぶりが星勘定を狂わせたらしい。朗報を受けた選手たちは目をはらして表彰式へと臨んだのだった。

 

▪️第17回東京都女子フットサル1部リーグ2019  第15節 第3試合
the sunkisst 2-2 TOCAR jugadoras 新宿
[得点経過]
0-1 8分 TOCAR 5 布藤加奈子
0-2 23分 TOCAR 5 布藤加奈子
1-2 25分 the sunkisst 18 藤本優希
2-2 29分 the sunkisst 15 反町未来

TOCAR、健闘むなしく第4位

「高橋麻衣子がいない!」。試合前、ピッチに動揺が走った。1月5日の北区リーグでの負傷が原因だろう、the sunkisstの主力の1人がいなかった。それもあったのか、the sunkisstは前半8分と後半8分、♯5 布藤加奈子のゴールでTOCARにリードを許す。

TOCARが勝利すればFUSIONに逆転で3つ目の参入戦出場権を獲得することになる。

ところが後半中盤からthe sunkisstはそれまでの不安定感がうそのように、♯3 横山純子を中心に落ち着いた試合運びを見せはじめセットプレーから後半10分と14分に2点を奪取。2-2のドローで終え、この時点でTOCARのリーグ4位が確定した。

 

関東女子フットサルリーグ参入戦は2月23日、3月1日の2日間、ウイング・ハット春日部で開催される。

« 次の記事
前の記事 »

ページ先頭へ