結局チャンスつくったのはパワープレーだった!(闘魂 ♯6 難波田治監督兼選手)[東京都2部リーグ]
闘魂。
♯1 坂口啓介(ファイルフォックス)
♯3 佐藤秀哲(ファイルフォックス)
♯4 中沢亮太(カフリンガ)
♯5 北智之(ファイルフォックス)
♯6 難波田治(ファイルフォックス)
♯8 会田晃二(バルドラール浦安)
♯13 久光邦明(ヴォスクオーレ仙台)
♯14 田代桂一(ファイルフォックス)
♯21 勝素直(闘魂)
♯23 日下部龍一(DREAM FUTSAL PARK)
※マネージャー 手塚直子
(カッコ内は前所属先。勝は闘魂で競技フットサルを開始)
2020年2月16日 武蔵野の森総合スポーツプラザ サブアリーナ
(PHOTO、TEXT・山下浩正)
東京都フットサル2部リーグ2019 第9節
闘魂 2-2 十条フットボールクラブ
[得点経過]
0-1 06分27秒 十条 7 佐々木祐哉
0-2 09分23秒 十条 5 酒井楓芽
1-2 11分54秒 闘魂 23 日下部龍一
2-2 23分00秒 闘魂 21 勝素直
ファーを襲ったシュートをゴレイロ止められず。前半のうちに1点差にする。
1点ビハインドの闘魂は後半7分半、♯8 会田をゴレイロにパワープレーに打って出る。
右サイドで会田と縦のラインをつくる♯13 久光。後半8分、その久光がダイレクトで中へと突き刺す。
後半残り1分35秒、パワープレーのキーマン会田が相手との接触で痛む。
そこに勝が体ごと飛び込む! 決まったかに見えたがボールはサイドネットの外側に。
最後は左サイド、北からのシュートパスにまたも勝が飛び込む。今度こそ! と思ったが直前に試合終了の笛が。あと1秒早かったらブザービーターだった。
台風の影響で延期となっていた東京都2部リーグの第9節が2月16日、開催された。今季限りで同リーグからの撤退を明らかにしている闘魂は、最下位争いの対象である11位・十条フットボールクラブと対戦、2点を先行されながら得意のパワープレーで追いついてみせた。しかし、今季2度目のドローによる勝ち点1にとどまり最下位脱出はならなかった。
チームの創始者で、監督兼選手の♯6 難波田治は今節、ベンチで監督役に専念し、キャプテン♯8 会田晃二が負傷した後半残り1分35秒からの出場にとどまった。それでもこの短時間で、会田からGK役を引き継ぐと2:2のボックス形状を敷くパワープレーを継続。残り35秒、チーム2点目を決めた♯21 勝素直が、あわや決勝ゴール!? というシーンを演出。緊迫感あふれるフィニッシュとなった。闘魂の試合は人の心を揺さぶらずにはおかないから不思議だ。
試合後、いつものようにピッチサイドの控えスペースに全員で座り込み、ミーティングが始まった。そして、難波田がこう口火を切った。
「お疲れ様。後半パワープレーやって正解だね。でも、これで降格が決定した。最後(次節)はみんなで走って終わろう!」
「解散」を宣言した以上、降格はないのに降格にこだわる姿勢。難波田以下全員が競技フットサルプレーヤーの心根を振り切ってはいなかった。
続いてキックミスから失点のきっかけをつくってしまったマーシーこと♯14 田代桂一をみんなでイジるわイジるわ! 前節は好アシストで存在感を見せたマーシーだったがこの日は爆笑とともに連続口撃を受けまくっていた。みんな容赦ない! でも、はたから見てると誰がイジられてるのかわからないくらい本人も爆笑していた。
◎闘魂ラストゲーム
東京都2部リーグ第13節 vs.アトレチコ新宿
2020年2月24日(月・振替休日)
武蔵村山市総合体育館 14:30KO
(第1試合 十条FCvs.Setagaya FC 10:15KO)
難波田治監督兼選手インタビュー
自分が出すぎてもと思って監督に専念
(残り 4138文字/全文: 6072文字)
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