カウンター狙って個の力を出せて勝てたのはよかった(FC クラッキ ♯8 志村礼生)[関東2部参入戦]
取材に立ち会ってくれたFC クラッキのゲームキャプテン♯8志村礼生、そして、♯11池原潤、チーム2点目のアシストをアピールした♯5廣瀬貫太、♯26山中亮二の4人(後列右端から反時計回りに)。
2020年2月22日 ウイング・ハット春日部
(PHOTO、TEXT・山下浩正)
第22回関東フットサルリーグ2部参入戦 1回戦
FC クラッキ(山梨県) 3-2 アッラヴィータスポルト群馬(群馬県)
[得点経過]
1-0 02分25秒 FC クラッキ 19 志村彰哉
2-0 12分57秒 FC クラッキ 6 志村亮
2-1 18分42秒 アッラヴィータスポルト群馬 14 市川朋紀
2-2 25分17秒 アッラヴィータスポルト群馬 オウンゴール
3-2 29分30秒 クラッキ 17 吉岡純
3ゴールとも縦突破からゲット!
昨年の参入戦1回戦で、茨城県のヴェルダデイロ/WFに2-3で敗れ姿を消した山梨県のFC クラッキ。あれから1年、全員で1対1の仕掛けからのスピード感あふれるドリブルに磨きをかけて再びこの舞台に帰ってきた。試合は縦突破から2点リードしながらパワープレーなどで追いつかれる苦しい展開。それでも最後はこれも得意のドリブルから決勝ゴールを決め2回戦へと駒を進めた。その決勝ゴールをドリブルでアシストしたゲームキャプテンに喜びの声を聞いた。
前半2分過ぎ、チームリーダーの♯19志村彰哉が右縦突破から右足を振り抜き鮮やかな先制ゴールを決めた!
2-2の同点にされて迎えた終盤、クラッキは♯17吉岡純が志村礼のドリブルからのシュートパスを体ごと押し込む決勝ゴール!! クラッキは誰もがどこからでもドリブル突破を図る攻撃的なチームだ。
練習でやってきた形が出せてよかった
Pivo! ナイスゲーム!
志村礼 ありがとうございました。いやー、ずっと勝てなかったのでうれしいです。
Pivo! 去年が2-3で1回戦敗退。
志村礼 はい、そうです。
Pivo! 戦い方を見てメンバーがガラッと変わった印象を受けたが。
志村礼 いや、変わってないです。むしろ、逆に、抜けちゃったくらいで。
Pivo! あ、そうだった!? みんなスピードのあるドリブルを存分に発揮していたのでメンバーが変わったと思っていた。
志村礼 そうですね、自分たちの持ち味が個のドリブルなんで、そこは意識してプレーしました。
Pivo! みんなのサイドの縦突破が見事だった。
志村礼 いや、ありがとうございます。
Pivo! その得意のプレーからの2ゴール。♯19がまず決めて。これが縦突破で、♯6の2点目のゴールもドリブルから。今度は左サイドから。
志村礼 はい。
Pivo! 狙いどおりの攻撃でゴールを決めることができた。
志村礼 できましたね。練習でやった形が出せたんで、よかったです。
アイソレーションと連携と
Pivo! 全体の流れとしてクラッキはハーフに引いて待ち受けてカウンターという狙いとみたが。
志村礼 ホントはうちは前からプレスかけてハメたいんですけど、最初、前半はやってて、疲れてくるんで。後半からはそこを意識してカウンターを狙おうということにしました。
Pivo! なるほど。それがハマった。
志村礼 ハマりましたね。
廣瀬 はい、そうです。
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