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前半で相手がもうすごくバテてるのがわかった!(フェニックス横浜 小山優監督)[関東2部参入戦]

 

2020年2月23日 ウイング・ハット春日部
(PHOTO、 TEXT・山下浩正)

 

第22回関東フットサルリーグ2部参入戦 Bブロック1位決定戦
栃木シティフットサルクラブ(栃木県) 5-5(PK5-6) フェニックス横浜(神奈川県)

 

難敵・栃木シティをPK戦で下す

2018年に続く二度目の挑戦となった去年、フェニックス横浜は2回戦に進出するもののPK戦で敗退した。その試合の直後、気が早いのは承知で、小山監督に、来季に向けてどんなチームづくりをするのかと聞いたところ、こういう回答が返ってきた。
「そうですね、フェニックスらしさというか、みんなが生き生きとしてて、攻守両面において攻撃的なチームをつくれれば一番いいかなと思います。さらに欲をいえば本当に今年をもっと上回るチームをつくらないと関東参入戦は非常に難しいと思うので。結局、結果出した者勝ちなので。だからまあ、PKとはいえ負けは負けなので、そこはしっかり受け止めて、ぜひ来年も、ま、三度目の正直というところで、チャレンジしたいなとは思います」
「三度目の正直」となる今年、相手はブラジル人を中心にプロ契約選手を擁するセミプロチーム。巧みなボールコントロール技術を前面に打ち出して闘う難敵を相手に、ひるむことなく、「好守両面で攻撃的」な戦いを挑む。そして一時は3点のリードを奪うが、パワープレーをやってきた相手にドローに持ち込まれ、PK戦へとなだれ込むものの、全員が決めて勝利。去年、2回戦で負けた相手、ヴェルダレイロ/WF(関東2部11位)が待つ関東入替戦へと進出を決めた。

勝つとしたらトランジションの部分しかない

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