立ち位置はいつも一番下のチャレンジャー(DREAM Futsal Park/PORCO 監督 須崎充樹)[関東女子]
2020年7月12日 昭島市総合スポーツセンター第一体育室
(PHOTO、TEXT なか)
DREAMファミリーの競技チームは多岐に渡る。
トップ、サテライト、マスターズ、レディースと4カテゴリに及び、須崎充樹が自らプレーに加わっているのがトップとマスターズリーグ。
須崎充樹が一番古くからかかわっているのが、レディースチームになる。
トップチームは、東京都チャレンジリーグから、東京都3部へと昇格した。
そして、レディースチームのDREAM Futsal Park/PORCO(以下、ポルコ)も群馬県女子から、関東女子へと昇格を果たした。
今回はポルコの監督として、須崎充樹監督に話を伺いました。
須崎充樹(すさき あつき)監督
Pivo! 開幕は再来週となりました。コロナ禍もあって、ここまでずいぶん長かったんじゃないでしょうか?
※この後、リーグの開幕は8月から、9月へと延期になった
須崎 長かったですねー。準備期間はすごい取れたんですけど、ちゃんと活動できない時期もあったので、なかなか難しかったですね。
Pivo! 長い割には実のある時間がなかった。
須崎 そうですね、まぁ、社会のこともいろいろあるので、しかたないですね。
Pivo! 自粛期間中はだいぶ苦労があったと思いますが、どういった活動をしましたか?
須崎 本当にピークのときは、休む以外なかったんですけど。
Pivo! リモートで何かやるとかはしてこなかったんですか?
須崎 リモートではやらなかったです。ただ、メンバー集めも微妙で、そういうような段階だったので。参入戦が終わって、割とすぐだったので。
Pivo! 準備期間中にリモートでやっていないのであれば、メンバーにテーマを与えてとか。
須崎 筋トレメニューをLINEに入れて、それを各自やってくださいと、自分のペースで。それリモートっていうんですかね(笑)? それをリモートっていうんであれば、そうですけど(笑)。
Pivo! 人一倍蹴りたがりのメンバーがいるって、前から聞いていたので、この期間はだいぶうっぷんがたまったんじゃないですか?
須崎 そうですね、うちはコートがあるので、対応は早くできたかな。体育館を借りるのよりは早く動き出せたのかなというのはあるので。
Pivo! 活動再開から、手応え的にはどうですか?
須崎 う~ん、新しいことにチャレンジしていかなきゃいけないし、新しいメンバーにもそれを伝えていかなければいけないし、結構期間が長かったんで、少しずつですけどみんなに伝えられたことはあったのかなというのはあります。まだ完成度としては全然です。しっかりそこを詰めて、今年からマルキーニョってトップチームに来た選手のやり方とかも多く取り入れながらやっているんで、あったベースをゼロにするわけではないんですけど、積み重ねの中でシステム的なものを少し改善して、将来に向けてもやりだしているんで、そういうところで難しいところもあるし、まだまだの部分が出ちゃうっていうのはしかたないことなのかもしれないですけど、開幕も近いのでそうこうもいってられないので。
Pivo! 活動再開から約2か月ですよね。
須崎 みんなでまとまってってなるとそうなのかな。群馬でやったりとかもあったんですけど、ちゃんとチームになって腰を据えてやれたのはそれくらいですかね。
Pivo! 今シーズンから関東参入ということで、特別なシーズンになると思うのですが、それにあたってスローガンみたいなものは掲げたりしていますか?
須崎 スローガンはずっと変わらず、常に全力でやることなんで、きれいに組織をまとめて将来につながるチームにしたいので、今ここからというわけではないですけど、しっかりいろんなところにオーガナイズして、先を見たチームづくりってしていきたいですね。
Pivo! 関東での自分たちの立ち位置とか、戦い方って見えてきていますか?
須崎 立ち位置はいつも一番下のチャレンジャーなので、戦い方とか、そんな余裕は一切ないんですけど、今一番意識しているのは若い選手含め、先を見ながらやっていくっていうところですね。最初は絶対苦労するし、チャレンジしなきゃいけないのかな。変わらなきゃいけないシーズンなので。
(残り 1760文字/全文: 3497文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ