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無料: 指導者として 後編(O-PA #7 花田孝汰)[関東2部]

 

2020年7月24日/8月9日 藤フットサルクラブ
(PHOTO、TEXT なか)

 

毎月第1日曜日の10:30~12:30に開催している、デジタルピヴォ!主催の「花田孝汰のレベルアップ教室」にて、このクリニックのコーチである関東フットサルリーグ・O-PA所属の花田孝汰選手にチームや個人の近況と、クリニックについてインタビューを行いました。

今回は後編として、クリニックへの取り組みについてインタビューしてみたのと、前回同様にクリニックへ参加している方にクリニックの感想を伺ってみました。

 

 

花田孝汰(はなだ こうた)

Pivo! このクリニックに関しても、やっと前回から始めることができましたよね。そのクリニックの中で重視していることって何ですか?

花田 これはコロナがあったからというわけではないんですけど、やっぱり僕は人とのつながりをすごい大事にしていて、僕自身は有名な選手でもないし、有名な指導者でもないので、ここにわざわざ来てくださっている方との縁というのは特に大事にしたいなと思っていて、プラスしてその方々の、その人たちとの、その人たち同士の縁というのを大事にしたいなーとは思っていて、やっぱり僕のクリニックがきっかけで仲よくなれたりとか、一緒に試合観戦したりとか、応援に来てくださったりとか、そういうつながりっていうのはすごくうれしいなと思っていて、そういうフットボールを通じてというか、クリニックを通じた縁とか、仲間意識とか、友達みたいのができるといいのかなとは思っています。だからそういうメニューで、コミュニケーションをとらないと完結できないものとか、そういうのをなるべく意識して入れるようにはしています。

Pivo! クリニックの練習メニューというのはどうやって考えているんですか?

花田 基本的には、その日の参加者のレベルを見ながらというのはあるんですけれども、あとは要望があれば戦術的なところを教えてほしいなというような人がいれば、そういう要素を強くしたりとか、逆に技術的なところを教わりたいなというような人が多ければ・・・今日とか特にそうだったんですけど、技術的なところを今日はコントロールの部分を重視してやりました。参加者のレベル感だったり、あとはリクエストを聞きながらというところを意識してます。その分、臨機応変に対応しなければいけないので、難しい部分はあるんですけど。この前Facebook見たら、僕6年このクリニックをやっているらしいので、6年目・・・7年目かな。7年目に入るらしいので、いろんなストックとか、今までやったこととかをアップデートを含めて、いろんなメニューが自分の中にあるので、そういうのをうまく引き出しながらやっています。

 

Pivo! 今いっていた7年目ですか、しかもこの場所というのは慣れ親しんだ場所というのもあって、特別な思いみたいなものはありますか?

花田 そうですね、いろんなところでクリニックをさせてもらってはいるんですけど、ピヴォ! さんとかもそうですし、この藤フットサルクラブさんとのかかわりっていうのは、すごく僕の中では人一倍思いが強いというか、やっぱり自分がどういうステップを踏んで、どういうキャリアを歩んでも、ここでのクリニックは続けていきたいなって思いではあるので。特別アクセスがいいとか、ノアみたいに屋根があるとか、タイルがあってという環境ではないんですけど、広いピッチで、屋上という環境ではありますけど、気持ちいいコートでプレーができるってところで、自分の実家も近いですし、そういうのもあって、なるべくこの地でいろんな人とつながっていきたいと思っています。

Pivo! コロナ禍という状況になって、クリニックに対して考え方であったりとか、練習方法であったりとか、そういった部分で何か変わった部分ってありますか?

花田 正直僕は、めちゃくちゃコロナに対して意識しているというのは、もちろん人との距離とか、ミーティングの距離感というのは気をつけてたり、あとは施設のほうでやっていますけど検温とか、消毒とかは徹底してもらっているのですけど、スポーツ中になるべくコロナを気にせず、楽しんでもらえるように、逆にそういうことを意識しながらやっています。

 

Pivo! こんな状況になって出足も悪くなってしまうんですけど、そんな中でも来てもらって楽しんでもらう・・・ソーシャルディスタンスとか考えなきゃいけない部分というのは増えてきていますよね。
そして、参加される方たちにどういうふうに臨んでもらえると上達するとか、そういったアドバスはありますか?

花田 僕のクリニックでも最後にいったりするんですけど、僕はとにかく感覚的にうまい選手とか、何か特別な能力のある選手ではないと思っていますし、そういう指導者ではないと思っているので、自分がどうやってできるようになってきたか、自分ができるようになった過程みたいなものをみなさんにお伝えして、僕は試行錯誤したところをうまくかいつまんで、ステップアップを早めてもらえればいいなと思っているので、とにかくポイントをいろいろいったりします。ポイントってその人にとって、刺さる部分、刺さらない部分ってあると思うんですけど、その人にとってはこういういい方、こういう伝え方、あとはこういうポイントが刺さったりするけど、実は別の人には違うこういうポイントが刺さったりするというのがあるので、なるべく多くのポイントをクリニックの中で伝えるようにはしていて、一個のポイントだけを伝えても、たまたまそのポイントが自分に刺さるポイントだったという人もいれば、そうじゃない人もいると思うのでできるだけ多くのポイントを伝えて、なるべく多くの人にうまくなって帰ってもらうというのは意識しているので、インプットすることは他のクリニックと比べて多くなってしまうと思うのですが、僕がすごい意識しているのは、僕がいない日に練習をしてもうまくなれるというのがすごく大事だと思っているので、そのポイント1個1個を思い出してもらって、自分がトレーニングしたときに、この前いわれたこのポイントができていないんだなとか、今日はこれができているけど、これは今度できていないんだなというのを、自分で振り返れるっていうのがすごく重要かなと思っていて、僕のクリニックに来て、僕が今こうしたほうがいいですよ、ああしたほうがいいですよっていってうまくなるのって、みなさんお金払って来てもらっていますし、僕もプロとしてやらせてもらっているので、それは当たり前だと思っていますが、そうでなくて、僕がいない日でも、僕がいったことを思いだしたり、そういう復習をしたときにまたさらにうまくなれるという環境をなるべくつくりたいなと思っています。

 

Pivo! 最後にこのクリニックに参加される方、参加したいと思っている方もいると思いますので、その方たちに対してメッセージをお願いします。

花田 僕のクリニック自体はそんなに難しいことは正直やらないです。なるべくみんながわかるように言語化しながら、伝えたいなと思っていますし、自分ができないようなこととか、特別なことはやったりしないので、本当に初めてフットサルやる方にも楽しんでいただけるようにしますし、逆に今までやってきたけど、本当にこの技術ってこういう使い方で合っているのかなとか、こういうプレーってこういう考え方で合っているのかなみたいな、そういう振り返る場というか、自分がやってきたことがよりよくなる場所というのをつくりたいと思っているので、本当に技術に関係なく、それこそFリーグの選手とかも来てくれますし、関東女子の選手も僕を頼ってパーソナルに来てくれたりもするんですけど、本当にレベル感関係なく必要な技術とか、必要な考え方っていうものをなるべく伝えたいと思っているんで、初心者で初めて蹴る方、中級者の方、上級者の方まで来てくれたらと思います。

 

 

「花田孝汰のレベルアップ教室」参加者インタビュー3・瀬戸さん

-今日のクリニックはどうでしたか?
とてもわかりやすいというか、なんでそれをやらなきゃいけないのかというのを理屈から教えてくれるので、非常にためになりました。

-今回、何回目の参加となりますか?
何回目だろう? 孝汰さんのですよね・・・えーと、たぶん5回目か、6回目くらいだと思います。

-このクリニックを知った経緯は?
前までは個サルへ行っていたんですけど、インターネットで調べて、こういうクリニックをやっているんだと知って来ました。

-どちらのほうから来ていますか?
東京の赤坂です。

-ここでやっているクリニックのいいところは?
初心者から、中級者ぐらいまで、誰が教わってもためになるレベルのクリニックじゃないかなと思って、幅広い層に対応しているところです。

-学んだことは生かせていますか?
そうですね、自分のダメなところもわかりやすいし、自分のできたところもわかりやすいので、非常にためになっています。

-個別に相談したりしても答えてくれますよね。
そうですね。休憩時間とか、水を入れているときとかも、質問すればなんでも答えてくれるので、非常に助かっています。

-そういうチャンスは積極的に使っていったほうがいいですね。
そうですね。

-花田選手の試合は観にいったことはありますか?
ないです。フットサルの試合自体が観に行ったことないですね。

-最後に花田選手へひと言をお願いします。
いつも丁寧に教えてくれてありがとうございます。また、ちょくちょく来たいと思いますので、よろしくお願いします。

 

 

「花田孝汰のレベルアップ教室」参加者インタビュー4・社長(ニックネーム)

-今日のクリニックはどうでしたか?
とてもみなさん上手で、すごくためになりました。

-結構、花田選手のクリニックに参加されているんですよね?
そうですね、花田選手のクリニックは、体の使い方を教えてくれるので、わたしは卓球もやっているんですけども、そこでも共通している部分がたくさんあって、フットサルのことでも卓球にも生かせるので、たくさん参加させていただいています。

-何回といわれるとわからないかもしれないので、何年くらい通っていますか?
2年近くですかね?

-このクリニックを知った経緯は?
ここでゲーム会があったんですね、それでそこに声をかけられて参加したのがきっかけで、初めは花田選手のはレベルが上のほうなのかなって、半年くらいは参加しなかったんですけども、違う場所で参加してみたらハマってしまいました。体の使い方がとても勉強になります。

-このクリニックのいいところは?
もちろんわたしは体の使い方が重点的にと思っているので、そのことと、あとみなさん楽しく、初心者の方からうまい方まで、本当にレベルが関係なく、みんな上達していけるような教え方をしていただけるので、とても参加しやすいし、受けやすい雰囲気で楽しくできて、勉強にもなります。

-先ほど卓球という話もあったんですけど、卓球やフットサルで、学んだことは生かせていますか?
生かせています。例えば三角形のスペースをつくる、ドーナツとか、ボールか来る前に先に体を動かす。卓球ももちろんそうなんですね。前もって準備をしていかないといけないとか、そういう使い方とかで役に立っています。

-花田選手の試合は観にいったことはありますか?
はい、観に行っています。
クリニックをやっているときの花田コーチと、試合に出ている花田選手と、選手をやっているときも動きが軽やかで、教えていただいていることを重点的に見たりしているんですけど、すごく上手だなと試合を観ながら思います。

-他の人にこのクリニックをお勧めできるところってどこですか?
フットサルをはじめ、他の競技の方とかでも、体の使い方を重点的に教えてくれるので、すごくためになると思いますので、またそれを楽しくできますので、是非お勧めです。

-最後に花田選手へひと言をお願いします。
本当に、本当に、いつも教えていただいていて、本当に感謝しきれないくらい、本当に感謝しています。試合はこれからも応援しますので、頑張ってください。クリニックもこれからもよろしくお願いします。

 

 

「花田孝汰のレベルアップ教室」は藤フットサルクラブ様のサイトから申し込みができます。
以下のリンクから、お申込みいただけます。

http://fuji-fc.fuji-soko.net/programme/pivoplus/

 

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