カフリンガ戦は内容がよかった、でもチャンスで決めきれず勝てなかった!(タパジーダ 監督 海野伸明)[関東女子]
パワープレーから相手ディフェンスを崩しシュートに行くタパジーダ#18桑田。惜しくもゴールならず。
左サイドを突破に行く#31城倉。タパジーダは再三決定機を演出したが決め切れなかった。
#25神﨑がドリブルでカウンターのカウンターを仕掛ける! 対応に追われるカフリンガ。
2020年12月5日 児玉総合公園体育館(エコーピア)
(PHOTO、TEXT 山下浩正)
第11回関東女子フットサルリーグ2020 Powered by PENALTY 第6節
タパジーダ 0-1 カフリンガボーイズ東久留米
[得点経過]
0-1 38分02秒 カフリンガ #4 鎌倉彩
上位3チームが5勝で並んだ。優勝は19日の最終節に持ち越しとなった。
▼今季初の黒星
5勝1分けと無敗のチームが2勝2分け2敗のチームに今季初の土をつけられる、、。その敗因を海野監督は「チャンスに点が獲れなかった」と結論づけている。特に、「直近の試合でセットプレーからの失点が多く、その辺りに勝機があるのでは」と分析。思いどおりのシーンが何度かありながら、「そこで点を獲れなかったことで厳しい展開」になってしまったと率直に振り返っている。また、唯一の失点シーンで重いアクシデントがあったことにも言及している。
勝機のセットプレーで点を獲れなかった
Pivo! まずは、第8節の振り返りから確認したい。タパジーダは、第8節、シュートアニージャ戦で勝てば暫定で首位浮上し、勝ち点2のリードでイレギュラー開催の第6節と最終節の2試合を有利な形で迎えるところだった。 ところがこの試合を1-1で終えたことで、首位アニージャとの勝ち点差1は変わらないままだった。 このことをどう受け止めているか。
山下は、スタッツを見る限り、攻撃力で勝るアニージャと勝ち点1を分け合ったということは“タパジーダの守り勝ち“と受け止めているがどうか。
海野 少し公式戦から離れていたこともあり、立ち上がり少し混乱があり、相手に先制点を獲られてしまいました。しかし後半持ち直し同点にすることができました。タパジーダらしい試合だなという印象です。もちろん勝ちたかったですが、アニージャは企業が運営していて、環境もよくて、すばらしい選手が多くいる関東リーグのジャイアンツみたいなチーム。引き分けできたことは御の字です。
Pivo! 第6節に話を移す。この試合、タパジーダvs.カフリンガボーイズ東久留米戦は12月5日にイレギュラー開催された。 再び首位浮上の機会を得て、この試合に、どんなゲームプランを携え、どんな心意気で臨んだのか。
海野 まずは男子(関東1部4試合)の開催の後に行われるという、いつもと違う環境に早く慣れようと伝えました。そのうえで「いつもどおり、練習してきたことを出そう」と。相手の定位置攻撃、定位置守備等のスカウティングをしたうえで対策をしてきました。カフリンガはセットプレーのときのディフェンスでマンマークやゾーンディフェンスを使い分けるのですが、直近の試合でセットプレーからの失点が多く、その辺りに勝機があるのではと思っていました。思いどおりのシーンが何度かありましたが、そこで点を獲れなかったことで厳しい展開になってしまいました。
あの場面、頑張ってくれた選手に感謝しかない
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