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自分たちのプレーでしっかりと勝ち切れ、有終の美を飾れた! (シュートアニージャ 監督 小野直樹)[関東女子]

表彰式後に記念写真におさまる小野監督と原田キャプテンら選手たち。

 

優勝シュートアニージャ。プレゼンテーターは松村栄寿関東フットサル連盟理事長(写真右端)とリーグスポンサーPENALTYの関係者。

 

優勝の賞状。

 

2020年12月19日  東京ドームスポーツセンター東久留米
(PHOTO、TEXT 山下浩正)

第11回関東女子フットサルリーグ2020 Powered by PENALTY 第9節
シュートアニージャ 5-0 ビークストーキョーレディース
[得点経過]
1-0 00分11秒 シュートアニージャ #17 尾田緩奈
2-0 26分28秒 シュートアニージャ #14 松木里緒
3-0 28分42秒 シュートアニージャ #8 加藤伊吹
4-0 29分19秒 シュートアニージャ #8 加藤伊吹
5-0 38分10秒  オウンゴール

 

準優勝フュージョン。
第3位タパジーダ。

 

コロナ禍を無敗で快走!

シュートアニージャの今季戦績を振り返ろう。
第1節 2⚪︎1 アンビション
第3節 3⚪︎0 カフリンガボーイズ東久留米
第4節 6⚪︎0 フォレストアネックス
第5節 8⚪︎2 フュージョン
第6節 4⚪︎2 バジェーナブランカ城北レディース
第7節 0△0 ドリームフットサルパークポルコ
第8節 1△1 タパジーダ
第9節 5⚪︎0 ビークストーキョーレディース 

開幕節で際どい勝ち方をしたアニージャは決定機で決めきる力が問われたが、次第に練習の成果を発揮していき優勝候補の筆頭に立つ。ところが第7節と、それに次ぐ第8節、勝ち点1差で2位に肉薄するタパジーダとの事実上の“優勝決定戦”とで2連続ドローという結果に終わり前途に暗雲が立ち込める。それでも首位を譲ることなく迎えた最終節、前半こそ苦しんだが、自分たちらしいプレーモデルを駆使してゲームのリズムを取り戻すと、後半は相手を圧倒。シーズンを6勝2分けと無敗で走り切った。チャンピオンにふさわしい勝ちっぷりと称賛したい。

コロナ禍で開幕した過敏にして難しいリーグは全節「無観客」で開催され、MyCujooによる試合映像でのみファンに配信された。その意味で、小野監督が追求した「美しさと強さを追い求めた」中でのアニージャの戦いはモニター越しのものとなった。それでも最終節の先制ゴールと2点目に象徴される鮮やかなゴールを中心とするチームプレーの魅力はファンに十分に伝わったことだろう。

さて、リーグ優勝を成し遂げたアニージャは併せてFUTSAL地域女子チャンピオンズリーグへの出場権を獲得した。2月の本戦では全国の強豪と頂点を競うことになるが、アニージャは、強さのみならず、女子フットサルならではの“美しさ”をひときわ花咲かせることになるだろう。結果が楽しみだ。

 

後半は大切なゲームのリズムを取り戻せた

Pivo! まずは、リーグ優勝おめでとうございます!

アニージャはチャンピオンの名にふさわしい無敗という結果で追いすがる2位以下を振り切って優勝を決めた。試合後の率直な感想をお願いします。

小野 ありがとうございます。まずはコロナ禍の中、無事にリーグが開催されたことに運営された皆様、対戦相手の皆様そしてそのほか関係者の皆様に感謝申し上げます。

チャンピオンの名にふさわしいかどうかはわかりませんが、自分たちのプレーモデルの追求とその中で優勝を目指すという、美しさと強さを追い求めた中での優勝には価値があると思います。特に最終戦は、前半は苦しい展開の中で後半、自分たちのプレーでしっかりと勝ち切れ、有終の美を飾れたと思います。

開幕当初から話題先行で、でも本当は前シーズンまでの在籍選手は半分以下、サッカーから転向した競技フットサルは初めて、という選手もいてまさに寄せ集め集団の中で、フットサル用語の説明からやっていましたから、攻撃も守備もすべて一からのスタート。そんな中で開幕当初の試合と比べるとわずか1シーズンで大きく成長した選手たちが誇らしかったです。

試合終了後は正直、ホッとしたというのが本音です。

 

先制ゴールを生み出した#13高橋のロングクロスをビークスの選手は見つめるしかなかった。

 

そのロングクロスをファーサイドの#17尾田へと送った#14松木。

 

先制ゴールをダイレクトで沈めた尾田。

 

正確無比なパスを放った高橋。写真はその後のキックインのシーン。

 

Pivo! アニージャは試合開始わずか11秒で先制する。それも、ロングボール1本で相手ゴール前を急襲し、#14松木→#17尾田とつないでゴール。

あの形はゲーム前から想定していたものか。それとも試合開始と同時に厳しい前プレに出たビークスの動きを受けて選手がとっさに対応したものか。詳細を解説してほしい。

小野 あの得点シーンは、キックオフから#14松木のラインカットに相手のマークが付いていかず、そのまま右前方スペースでフリーになったところへ#13高橋からのロングパスが通り、その間にゴールファーサイドへ走り込んだ#17尾田が決めた、チームのプレーモデルに沿ったお手本のようなゴールでした。攻撃のオープニングからの#14松木のポジショニング、#13高橋の優先順位を意識したパス、#17尾田のゴールへのきゅう覚、スピード、そして#6梅澤のバランス取りとフィールドプレーヤー全員のハーモーニーから生まれたものです。

Pivo! それにしてもあの一瞬の攻撃にもかかわらず2人の選手が相手ゴール前に走り込んでいる。あれが単独プレーだったらゴールが生まれていたかどうか難しい。

これぞ、どんなときも複数の選手が相手ゴールに襲い掛かるアニージャらしいゴールではなかったか。

小野 練習からいつもフィニッシュ時のポジショニングは意識しています。またシューターの目線、体の向き等でGKを欺くこともだいぶできるようになってきた結果だと思います。今シーズン、我々は特定の選手がゴールを量産するチームではなく、多くの選手がフィニッシュに絡み、いろいろな選手がゴールを決めていることを体現した、まさにアニージャスタイルでのゴールといえます。

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