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画竜点睛(オーパ #7 花田孝汰 選手兼監督)[関東2部]

(PHOTO、TEXT なか)

花田孝汰、フリーランスでフットボールの指導を生業とする。
現役プレーヤーでありながら、日々、フットボールの指導に明け暮れる。
その指導は多岐に渡り、一般向けの個別指導パーソナルトレーニングやクリニックから、競技フットサルチームに至る。
そんな花田選手に昨シーズンを振り返ってもらい、今シーズンの選手、コーチ、監督としての展望も語ってもらった。

 

その前に花田孝汰コーチが行っているクリニックを紹介。
月イチ、藤フットサルクラブ(東京都・足立区)で、「花田孝汰のレベルアップ教室」をやっています。
フットサルをやったことのない方でも、わかるように理論的なことをやさしく、わかりやすいように言葉や体を使って教えてくれます。
中級者以上でも、技術的なことや、戦術的なことにも教えてくれますし。相談にも乗ってくれます。

通常は第一日曜日の10:30~12:30で行っていますが、本人の都合により、別の日や、別の時間帯で開催されることがあります。

 

花田孝汰のレベルアップ教室(デジタルPivo!主催) 藤フットサルクラブ
毎月第一日曜日 10:30~12:30
https://fuji-fc.fuji-soko.net/

 

DUELOクリニック ノア・フットサルステージ横浜
毎週火曜日 12:00~14:00
https://www.noah-futsal.com/yokohama/

 

DUELOフットサルクリニック 銀座deフットサル蒲田スタジアム
毎週木曜日 10:30~12:00
https://www.ginza-de-futsal.com/kamata/

 

 

#7 花田孝汰(はなだ こうた)選手兼監督

Pivo! 昨シーズンを振り返っていただきたいと思います。コロナ禍の中でも、かなり充実したシーズンだったのではないでしょうか。

花田 僕らの最終的な結果としては、関東2部準優勝で、選手権ベスト16っていう・・・他の人が結果だけ聞けば、まぁ、いい成績だったねとは思うんですけど、僕らの目標は関東1部昇格だったし、それに加えて選手権が決まってからは、F1リーグのチームを倒すというところを目標としていたので、僕らは目標をなにも達成できなかったという、悔しいシーズンではありました。

Pivo! リーグの方はグループでは全勝していたんですけど、最後の順位決定戦で落としてしまったという部分があって達成できなかった。1部昇格というところでは、例年のシーズンだと、全チームと対戦ができていたし、準優勝なら入替戦でのチャレンジもあったので、可能性は高かったという。

花田 そうですね、試合数が少なかったことで、最終的に最後の試合は勝たなきゃいけないっていう。リーグ戦プラストーナメントみたいな決定戦という形だったので、そこは難しかったのかなと思います。今シーズンの手応えでいうと、全チームと試合をして、試合数が多ければ多いほど落とさずにいけたかなっていう感覚はありました。それはただの予測というか、予想でしかないんですけど、そういう思いはもちろんありますけど、そういうレギュレーションでやるって決まってからは、その中で戦っていたので、他のチームも一緒なので、そこで勝てなかった僕らの力不足かなと思います。

Pivo! 選手権の話がさっき出たんですけど、選手権のあの関東大会抽選で進出というのが運の引きが良かったですね。

花田 そうですね、僕らは順位決定戦が終わってから、抽選になるって聞いていたんですけど、僕個人の考えというか、気持ちとしては、オフになるかなって思ったんですけど、これでオフになるだろうなという予想で気持ちが抜けちゃって、でも当たりましたとなった時に後悔したくないなと思っていて、僕らが順位決定戦に負けてからは、もしかしてあるんじゃないかという気持ちの方が大きくなって、そのための準備はしてきましたし、その抽選の前日までもしっかり練習して、僕らは戦えるように準備をしていたので、当たってからもそんなに気持ちを切り替えることなくシーズンを続けてきたということもあるので。他のチームは12月で1回リーグ戦が終わっているんですけど、僕らは1月の最初に順位決定戦があったというのもあったので、気持ち切らさずにやることができたので、まぁ、運はありましたけれど、準備を怠らなかったというところは日程も含めて、すごいラッキーだったなと思います。

 

Pivo! トーナメントの方は4回戦まで勝ち上がっていって、あそこまで進む自身はありましたか。

花田 地域リーグの中であれば、僕らは強いんじゃないかっていう思いはありましたけど、実際のところで言うと、立命館戦はパワープレーを含めて試合という結果だと思うんですけど、パワープレー以外の局面と、なかなか上手くいかないシーンもあって、試合はすごい今シーズンのベストバウトみたいなことも言われていますけど、僕らにとっては勝てた試合でもあるし、苦しい試合でもあったので、他の地域もレベルは上がっているなと思いますし、特に関東、関西、あとは東海ですかね、名古屋のサテがいたり。他の地域のレベルを感じることができて楽しかったです。

Pivo! 今シーズン関東2部に関しては、Mycujooが用意されていたので、毎試合配信されていました。選手権にいたっては、序盤は配信されないということがあって、オーパ独自で動いていましたね。

花田 今シーズンすごい良かったなと思うのは、コロナで苦しいシーズンだったし、応援してくださっている方はなかなか生で試合を見ることができなかったというのはあると思うんですけど、普段なかなか遠くて来れないとか、スポンサーの方々もそうなんですけど、そういう会場へ来れない方が僕らの試合実際見ることができたっていうのは、すごい大きかったシーズンだなと思います。まぁ、コロナって、ネガティブな側面があってのことだとは思うんですけど、こういう環境が整備されたというのはものすごく大きなことだったなと思います。それで選手権と、今回クレセールが一番最初に動いてくれて、各チーム配信できるということだったので、YouTubeで配信できるのが一番いいかなと思ったんですけど、今はYouTubeで千人登録がなくとも、インスタであったりとか、Facebookであったり、配信する環境というのはいくらでもあったので、僕らが持っていたインスタライブ、Instagramのオーパが持っていたアカウントで配信することができて、すごいよかったなって思います。

Pivo! チーム内で先陣切ってアピールしていましたね。

花田 やっぱり、やるからには見て欲しいなと思いますし、オーパってたぶん選手権が始まる前までは、関東では知っている人は多かったと思うんですけど、他の地域で知っている人にとってほとんどいなかったと思いますし、そういう中で多くの人にオーパを知ってもらいたいですし、関東のレベルであったりとかを知ってもらいたいという思いで、自分自身ももちろんそうですけど、それがあって動き出すことができたって感じですね。

 

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