デジタルピヴォ! プラス

勝ちきれないところが下位にいる理由かと…(カフリンガボーイズ東久留米 #49 小栗麻緒)[関東女子第10節]

 

2021年10月24日(日) 常総市水海道総合体育館  
(PHOTO、まとめ 山下浩正)

 

第12回関東女子フットサルリーグ2021 第10節
バジェーナブランカ城北レディース 2-2 カフリンガボーイズ東久留米
0-1 00分21秒 カフリンガ #4 鎌倉彩
1-1 00分51秒 城北 #3 中西美友
2-1 03分15秒 カフリンガ #49 小栗麻緒
2-2 25分10秒 城北 #11高橋海友

 

優勝争いに波紋を投げかけるドロー

この試合が始まってみると相手のバジェーナブランカ城北レディース(以下、城北)は守備ラインを下げたディフェンシブな展開を見せた。それはクアトロ(4:0)から左サイドを偽ピヴォが高い位置に張り、そこへカフリンガボーイズ東久留米(以下、カフリンガ)のキャプテン、#49小栗が浮き球のパスを入れるという得意技を警戒しての策だったと敵将の川監督が当サイトのインタビューで率直に語っている。昨日アップしたこちらの記事も合わせて読んでいただくと両チームの展開に立体感が出てくること間違いなしだ! (https://www5.targma.jp/pivoplus/2021/10/27/post57163/)。僅差の勝負と見込んだ緊張感のあるせめぎ合いだったが、この戦いを端的に要約すれば、「城北対小栗麻緒」という図式となる。それほど小栗は城北にとって「大人なフットサルをする子で、うちの選手が苦手とするプレイヤー」(川監督)だった。しかし、小栗キャプテン率いるカフリンガも引いて守る相手からゴールを奪う決め手を持っていなかった。かくして試合は2-2のドローに終わる。残り4試合全勝を目論んでいた城北にとって勝ち点2を失ったことは限りなく負けに等しい結果となったが、こうして上位の優勝争いに波紋を投げかけた結果をどう受け止めているか、小栗キャプテンへのインタビューはその質問から始めた。

 

 

 

開始21秒、#15古屋が左サイド突破からゴール前へと折り返したボールを#4鎌倉が押し込みカフリンガ先制!

 

その鎌倉と古屋らが歓喜の輪をつくる。

 

 

開始直後の先制ゴールは予想以上の出来

Pivo! カフリンガはリーグ7位でこの試合に臨んだが、ランク下位のチームとして上位の優勝争いに波紋を投げかけた今の気持ちを教えてほしい。

小栗 結果だけみれば、上位チームと勝ち点を分け合えたとの評価かもしれません。しかしチームとしては今節、勝ちにこだわっていたので、チャンスがある中で勝ち点3をつかみ取ることができず、力のなさを感じています。今節のような試合展開で勝ちきれないところが下位にいる理由かと…。これまでどおり課題が残る試合でした。

(残り 1900文字/全文: 3036文字)

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