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#11高橋海友の得点王、ベストファイブは本当に誇らしい!(城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子第14節]

2021年12月18日(土)  東京ドームスポーツセンター東久留米 
(PHOTO、まとめ 山下浩正)

 

第12回関東女子フットサルリーグ2021 第14節
マデイラブランコfv 3-3 バジェーナブランカ城北レディース
[得点経過]
0-1 03分07秒 城北 #11 高橋海友
1-1 04分30秒 マデイラ #28 村松朋美
1-2 05分10秒 城北 #14 中田優衣
2-2 14分26秒 マデイラ #8 高柳果歩
3-2 25分56秒 マデイラ #5 森幸香 
3-3 27分26秒 城北 #11 高橋海友

引き分け以上でリーグ準優勝が決まるバジェーナブランカ城北レディース。
勝てば昇格初年度にして5位浮上もあるマデイラブランコfv。
第12回関東女子フットサルリーグ2021 Powerd by PENALTY 最終順位
城北準優勝、チーム目標「3位以内」をクリア!
コロナ禍に揺れた関東女子リーグ2021は人数制限付きとはいえ前節から有観客開催に戻る中、今節で無事終了した。ただ、8、9月が開催中止となり消化試合数にばらつきがあることから『勝ち点の獲得率(総勝ち点÷試合数)』により順位付けが行われ、上記の最終順位が決定した。
優勝はシュートアニージャ(以下、アニージャ)で、2連覇。
準優勝はバジェーナブランカ城北レディース(以下、城北)、
第3位はアンビションだった。
今節の第1試合は、5勝1分けで2位につける城北と、3勝1分け3敗で7位のマデイラブランコfv(以下、マデイラ)の対戦。
城北は川康裕監督の指揮の元、『チーム目標:リーグ3位以内』を掲げて関東2季目をスタートすると新戦力の活躍もあって4連勝と開幕ダッシュに成功する。ところが第9節(10/24)カフリンガボーイズ東久留米(以下、カフリンガ)戦で痛恨のドロー、優勝戦線から一歩後退する。それでも5勝1分けと無敗で今節を迎え準優勝に花を添える勝利を勝ち取りにいく。
一方、大野龍之介監督の指揮の元、関東昇格初年度を戦うマデイラは今節勝てば最終試合でカフリンガと対戦するタパジーダ世田谷の結果次第で5位浮上もある状況。『立ち上がり、終盤に弱いマデイラ』が顔を出すのか、『全員で守る・全員で攻める』(いずれも村松朋美選手のブログより)戦法で勝ち切るのか。
共に勝ってすっきりとリーグを終えたい一戦を城北の川監督に振り返ってもらった。

康裕(かわさき やすひろ)監督

「セットを壊して戦う』と戦前に語ったとおり川監督はチーム得点王の#11高橋(右から3人目)、同2位#5村岡(右端)とピヴォセットの2人に、クアトロセットの#4片山、#7尾崎の4人を先発として送り込んだ。早い時間帯で勝負を決めようという強力布陣だ。ゴレイラは#1宮村。たった1人でついに全7試合すべてのゴールマウスを守ってきた。
城北のゴールゲッター村岡をマデイラはダブルチームで抑え込みにいく。
城北のもう1人のゴールゲッター高橋にも執ようなマークがつく。
こちらは#11春山と#18相澤の2人だ。
2人で割って入って高橋の進路をふさぐ。
そして奪い取った春山が相澤のブロックを利用してプレス回避にいく。城北の2本の攻撃の軸をターゲットにするマデイラの守備の一端が見えたシーンだ。
カウンターにいこうとする春山に今度は高橋が奪いにいく。
序盤の#11同士のポジティブトランジションは見応えがあった。

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