高橋・村岡・有田 最強トリオの攻撃力には楽しみしかない!(バジェーナブランカ城北レディース 川﨑康裕監督)[関東女子開幕節]
城北反撃の口火となるPK獲得直前のシーン。4人に囲まれながらシュートモーションに入る#5村岡が倒されホイッスルが鳴った。。
2022年6月5日(日) ウィングハット春日部
(PHOTO、まとめ・山下浩正)
バジェーナブランカ城北レディース。アウェーユニフォームでの登場だ。
相手はフュージョン。開幕節からライバル対決となった。
第13回関東女子フットサルリーグ2022 Powered by PENALTY 第1節
フュージョン 3-3 バジェーナブランカ城北レディース
[得点経過]
0-1 2分06秒 バジェーナブランカ城北 #11 高橋海友
1-1 17分19秒 フュージョン オウンゴール
2-1 17分42秒 フュージョン #20 佐藤諒子
3-1 28分04秒 フュージョン #4 久保田ひとみ
3-2 29分52秒 バジェーナブランカ城北 #5 村岡真実[PK]
3-3 33分58秒 バジェーナブランカ城北 #11 高橋海友
2点ビハインドから追いついた城北の底力
試合には流れというものがある。この試合、開始2分、セットプレーから#11高橋のゴールで先制した城北がまず流れをつかむ。城北はその後も圧倒的な攻撃力でフュージョンを自陣ゴール前に張り付かせるが追加点が奪えない。逆にフュージョンはゴレイラ#2芹澤を中心とする懸命なディフェンスでチャンスをうかがう。そして前半残り2分、オウンゴールで同点に追いつくと勢いそのままに同1分には#20佐藤が決めて逆転に成功。流れを完全に奪った。そして後半へと折り返すと、最初のゴールをフュージョンが獲る。9分、キャプテン#4久保田のゴールでその差を2とする。苦しい戦いを強いられる城北。しかしここから城北が前季無敗で準優勝の地力を発揮する。10分、相手ラフプレーで得たPKを#5村岡が決めて1点差。さらに食い下がるフュージョンを不慣れなはずのクアトロから、ここぞのパス回しで振り回し高橋がファー詰めからこの日2点目を決めついに同点に追いつく。相手に傾いた流れを奪回した。その後も両チームが死力を尽くし近年まれに見る緊迫した展開が続くがスコアは動かず3-3のまま試合終了。2020年に関東昇格を同時に果たした両チームはどちらも流れをつかみ切れずにこれで1勝1分け1敗。決着は次回へ持ち越しとなった。勝ち切れなかった悔しさは強く残るものの現地でWEBでフットサルファンを大いに沸かせた試合を演じたことでどことなく充実感を漂わせる城北の川﨑監督に熱い戦いを振り返ってもらった。
(残り 3558文字/全文: 4616文字)
この記事の続きは会員限定です。入会をご検討の方は「ウェブマガジンのご案内」をクリックして内容をご確認ください。
ユーザー登録と購読手続が完了するとお読みいただけます。
会員の方は、ログインしてください。
外部サービスアカウントでログイン
Twitterログイン機能終了のお知らせ
Facebookログイン機能終了のお知らせ