RYUKYU SOCCER PRESS

【試合後公式会見】琉球・樋口靖洋監督『2点目を取りたかった』 琉球vs.町田(明治安田J2第11節)

<明治安田生命J2リーグ第11節>◇4月27日◇タピック県総ひやごんスタジアム/4,855人/晴、弱風/気温22.0℃/湿度57%/全面良芝、水含み

 

FC琉球 1-1 FC町田ゼルビア

【得点者】
3分 増谷 幸祐(琉球)
83分 ロメロ フランク(町田)

 

【樋口靖洋監督 試合後公式会見】

 

-FC町田ゼルビア戦を終えての総括

ゴールデンウィークの初日というお忙しい中、4800人あまりの多くのサポーターが駆けつけてくれて、その中で是非とも勝ち点3を取ろうと、そういう思いで試合に臨みました。選手たちは90分を終えてタフに戦ってくれたなという印象はあります。ただ、うーん、2点目が取れなかったことが勝ち点3と勝ち点1の分かれ目になったかなと思います。

ゲーム全般の内容を見ると、前節町田が大宮とやったあとに大宮の高木監督が「町田とやると、どうしてもどのチームも同じ絵柄の試合になる」というコメントをされていました。僕らもその部分は十分承知の上で、その絵柄を変えるべくセカンドボールのところはバトルして奪う。奪ったボールを我々がしっかりと動かすことで自分たちの絵柄にしたいなと思って臨みました。ただ、うーん、最初の10分間。3点取れてたかなと。本当に想定通りの奪い方、それから奪ったあとのボールの動かし方でチャンスを作れたかなと思う。それから試合終盤でも何度かボールを動かしながら逆サイドを余らせながら突破するという形は作れていた。90分間を通して言えば残念ながら町田さんの絵柄のサッカーになってしまったかなと思いますが、自分たちの形を作ったときに2点目を取るという作業ができていればおのずと(結果は)ついてきたかなと思っています。

ここまで11試合が終わって7試合勝ちが無い。ただ、決してネガティブな内容のゲームはこの11試合であったとはまったく思っていないし、むしろひとつひとつの課題を持ちながら戦ってきているなという思いでいます。ホームの無敗記録も、まぁほんとは勝って伸ばしたかったんですが(引き分けで)ひとつ伸ばした。平成の試合はこれで終わり。今度は令和の時代でもその記録を続けられるよう、そして時代が変わったときの最初の試合(※第12節・岐阜戦)で勝ち点3が取れるようにしっかりと準備していきたいと思います。

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