RYUKYU SOCCER PRESS

小野伸二選手 北海道コンサドーレ札幌からFC琉球への移籍加入記者会見【全文(前編)】

8月11日(日)、FC琉球は那覇市の沖縄県体協スポーツ会館にて北海道コンサドーレ札幌から移籍の小野伸二選手の加入記者会見を行った。

その模様を前後編に分け、会見全文レポート(前編)をお届けする。

→【後編】はこちらから

 

司会:これより、小野伸二選手のFC琉球移籍加入記者会見を行います。
まず最初に、弊クラブ強化部スポーツダイレクター廣崎(副社長)より選手紹介と背番号の発表を行います。

 

廣崎圭副社長:小野伸二選手が北海道コンサドーレ札幌からFC琉球に加入していただくことになりました。静岡の清水商業、そのあと浦和レッズ、オランダのフェイエノールト、また浦和レッズに戻られてドイツのボーフム、清水エスパルス、オーストラリアのウェスタン・シドニー、そして北海道コンサドーレ札幌で6シーズンプレーされて、この夏からFC琉球に来ていただいています。日本代表でも若い世代の頃から活躍されて、ワールドカップにも1998年の日本の初出場から3大会連続出場して活躍された経歴となっています。

そして背番号ですが『7』番を着用していただきます。

 

司会:続きまして弊クラブ代表取締役の三上(社長)よりご挨拶に移ります。

 

三上昴社長:こんにちは。本日はお忙しい中お集まりいただきましてありがとうございました。

われわれクラブとして小野選手に期待していることは、沖縄サッカーにおいてもクラブにおいてもかなり大きいものというふうに考えております。われわれクラブの理念でもある『沖縄を愛し沖縄に愛される』という理念を体現しながらサッカーを沖縄の文化に、そして沖縄の熱狂を作ることをミッションに考えています。昨年J3を優勝して今シーズンはJ2を戦っていますが、ここに小野選手の力が加わることによってそれが更に大きな火となって沖縄のサッカーに根付いていく、そういったものをわれわれクラブとしては確信しております。小野選手の経験はもちろん、持っている技術を含めて、これが沖縄のサッカーにどれだけ貢献できるか、貢献してもらえるか、そういった期待を込めて今回小野選手に加入していただいたということもあります。

昨日の試合(長崎戦)は勝つことができましたが、この加入をカンフル剤に「今シーズンJ1を目指すんだ」というのを会社としてもライセンスを申請したということもありますのでクラブとして進めていきたい。更には今日というこの日が沖縄のサッカーにとって針が動く歴史的な一日だというふうに確信していますので、また応援してくださる方々にもスタジアムに足を運んでくださりたいというふうに思いますし、サッカーをしている子だけでなくいろんな子に見ていただきたいというふうにクラブとして考えております。

 

司会:続きまして、FC琉球樋口監督のごあいさつをいただきます。

(残り 1170文字/全文: 2346文字)

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