RYUKYU SOCCER PRESS

【試合後公式会見】樋口靖洋監督『3点目を奪いきれなかったことが敗因』 琉球vs.大宮(明治安田J2第38節)

<明治安田生命J2リーグ第38節> ◇10月27日◇タピック県総ひやごんスタジアム / 8,002人 / 曇のち雨、弱風、気温 26.3℃、湿度 50% / 全面良芝、水含み

 

FC琉球 2-3 大宮アルディージャ

2分 上里 一将
18分 フアンマ デルガド

43分 茨田 陽生
48分 山田 寛人
87分 ロビン シモヴィッチ

 

【樋口靖洋監督 会見】

--大宮戦の総括

まずは、ホームも残り2試合となって今日は8,000人を超えるファン・サポーターに来ていただきました。その中でほんとに一緒に喜びたかったなという思いで臨んだだけに、結果は悔しいものであります。残りホーム戦は1試合だけとなったので、本当に次は一緒に喜べる試合をしたいということと、まだ残留が決まったわけでも何でもないのでしっかりと次の試合で決められるような準備をして1週間を過ごしたいと思います。

試合は、力のある大宮に対して僕らは受けないで主体的にプレーしたいなという思いで選手たちを送り出したし、そのことを今日のミーティングで伝えました。主体的にというのは、ターゲットマンのあるチームに対してそこを奪いどころにしたい。そしてサイド攻撃をしてくるチームに対してサイドを奪いどころにしたい、そういう思いでいました。ただ、その部分に関して相手は予想以上に強いものがあったかなと。ターゲットに入れられたあとのセカンドボールであったり、それからサイドでの1対1の部分で遅らせることがなかなかできなかった。そこで相手にリズムを取られたかなと思います。

ただ攻撃に対しては、主体的にわれわれはボールを動かそうというところで、相手がかなりハイプレスでくると分かった状態の中、しっかりと後ろからつないで慌てることなく、斜めにボールを入れながら相手のボランチの脇を突けば絶対に崩せるという思いでいました。前半から何回か良いところにボールが入れば崩せる形を作れるなという手ごたえを感じていたし、実際後半なんかは相手が4バックにするまではかなりボランチの脇を崩して僕らがボールを握る形はできたと思います。

テーマとして、強い大宮に対して「攻め勝とう」という思いでいました。最終的には交代のほうも引き分けで終わるのではなく勝点3を取って終わるんだという思いで交代をしたし、その結果負けてしまったのは残念ですが、攻め勝とうとした姿勢は選手たちのプレーにも表れていたと思うので次につなげたいと思います。

あと残り4試合。次のゲームがベストゲームになるように、それぐらい毎週良い練習をして良い試合をしたいと思います。

 

【質疑応答へと続く】

 

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