RYUKYU SOCCER PRESS

【試合後公式会見】樋口靖洋監督『ゲームを難しくしてしまった』 山口vs.琉球(明治安田J2第39節)

樋口靖洋監督 ※写真は、第38節・大宮戦

<明治安田生命J2リーグ第39節> ◇11月3日◇ 維新みらいふスタジアム / 6,099人 / 曇、無風、気温 18.0℃、湿度 76% / 全面良芝、乾燥

 

レノファ山口FC 1-2 FC琉球

2分 上門 知樹
37分 高井 和馬

90分+3 河合 秀人

 

【樋口靖洋監督 会見】

--山口戦の総括

まず試合の総括をする前に、本日このスタジアムで、先日起きた首里城の焼失に伴う義援活動をさっそく行っていただきました。山口の関係者、そしてファン・サポーターの皆さまにもあらためてこの場をお借りしまして感謝申し上げます。

今週、ほんとに沖縄の人たちにとって悲しい出来事がありました。それを受けてわれわれは、残留は決まったけれども、逆に1つ使命を与えられたというふうに思って今日の試合に臨みました。沖縄の人たちにいま明るいニュース、そして元気、希望といったものをわれわれはサッカーを通してどう与えることができるか、感じてもらうことができるかということが、今日を含めて今季残り4試合という中で僕らは使命を与えられたなというふうに強く思っています。そういう中で今日、選手たちとゲームに臨みました。

山口さんはボールを握ろうとするし、それからアグレッシブにアクションを起こすサッカーをする。そしてわれわれもそういったサッカーを標ぼうしている。お互いがアクションを起こす同士でアグレッシブにやる中、どちらが攻め切っていけるのかというのが勝負のポイントだったと思います。90分を通して非常に行ったり来たりと言いますか、良い形で攻めるけれども攻め切れずにまた相手に速く攻められてしまう。その応酬の90分だったと思います。そういう意味では1つのサッカーの面白さのあるゲームになったなと。その中で僕らが相手よりも1つ多くゴールを取った結果が今日の2-1かと思っています。選手たちはそういう難しい中、非常に集中して戦ってくれたし、結果として明るいニュースを届けることができたことにまず喜びたいと思います。

今季残り3試合になります。次はホーム最終戦なので、より良い試合をして今季のベストゲームをして勝利し、また明るいニュースでみんなと喜べるように準備したいと思います。

 

【質疑応答へ】

--前半開始早々に上門知樹の電光石火の先制弾が生まれ、その後もボールを握りながら攻める時間を作りながらも有効打に繋げることはできませんでした。最後の最後で河合秀人選手の決勝点で勝利への執念を見せましたが、このような状況になった原因は。

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