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JFL昇格をかけた全国地域CLが開幕。高原直泰のオーバーヘッドなどで沖縄SVが初陣飾る

来季のJFL(日本フットボールリーグ)昇格の権利をかけた「全国地域サッカーチャンピオンズリーグ2019」は8日、各地で一次ラウンドの初戦が行われ、石川県の金沢市民サッカー場で開催されたAグループ「FC徳島vs.沖縄SV」の一戦は、2-1で沖縄SVが初陣を飾った。

北谷高出身で宮崎産業経営大から今季加入のDF豊里浩希が公式戦初先発を飾った初戦。前半は両チームとも決め手を欠き、スコアレスで折り返す。

 

膠着状態だった試合を動かしたのはチームの大黒柱だった。47分、右サイド深いところまでオーバーラップを仕掛けたSB石川和磨のクロスに、PA内中央で待ち構えたFW高原直泰が強烈なオーバーヘッドでゴールネットを揺さぶり、沖縄SVが先制する。

 

72分には、昨季まで沖縄SVでプレーしていたMF松本圭介に直接FKを決められ同点とされるが、その直後の74分。途中出場のFW山内達朗がPKを沈めこれが決勝点に。沖縄SVが大事な初戦を接戦で制した。

初戦を終えての順位は、Aグループで唯一の勝利をあげた沖縄SVが単独トップ。引き分けに終わったFC刈谷と福井ユナイテッドFCが2位。敗れたFC徳島が4位となった。

第2戦はあす9日(土)、沖縄SVは福井ユナイテッドFCと対戦。そして一次ラウンド最終戦の10日(日)にはFC刈谷との連戦に挑む。

 

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