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MF小松駿太の山形移籍が決まる 「皆さんと見たJ3優勝という景色は、僕にとってかけがえのない宝物です」

FC琉球は24日、MF小松駿太(22)のモンテディオ山形への完全移籍を発表した。

2018年にY.S.C.C.横浜から琉球に加入した小松は、一年目からレギュラーとして活躍。チーム最年少ながら4-1-4-1システムのワンボランチという難しいポジションを匠にこなし、昨季のJ3優勝に貢献した。

J2初挑戦となった今季は、先発出場11試合を含む17試合の出場に留まるも、味方のパスを受けられる最適なポジショニングから正確なパスを供給し、高いボール奪取能力、そして相手の隙を突いた攻め上がりで厚みをもたらすシーンも披露した。

何事にも物怖じしない性格で、年下であろうがチームを引っ張っていこうとする姿勢を見せ、なおかつサポーターの声援に対してしっかりと受け答えをし、縮めた距離感でコミュニケーションを図るなどチーム内外で愛される選手だった。

小松は琉球を通じて、以下のコメントを発表した。

 

「この度、モンテディオ山形へ完全移籍することを決めました。2年前、まだまだ未熟だった僕を温かく迎えてくださり、常に熱い声援を送ってくださったサポーターの皆さんのおかげで、強く、大きく、成長することができました。2018年に皆さんと見たJ3優勝という景色は、僕にとってかけがえのない宝物です。2019年はベンチに座る試合がほとんどでしたが、そんな時にも腐らずにサッカーに取り組むことが出来たのは、前向きな声をかけ続けてくれたサポーターの皆さんが居てくれたからです。もっと強く、大きく、逞しくなります。2年間たくさんの愛情を注いでくださり、本当にありがとうございました」。

また移籍先となる山形を通じて「FC琉球からきました小松駿太です。J2優勝に向けて必要としてくださった事を嬉しく思います。そして、必要としてくださったからには必ずチームの力になります。よろしくお願いします」とコメントした。

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