【インタビュー】樋口靖洋監督「ファン・サポーターに琉球のプレーを楽しんでもらいたい」《2/28(日)ジュビロ磐田戦に向けて》 #fcryukyu
――昨季を振り返り。
昨年はコロナ禍での異例なシーズンとなり、今までにないリーグ戦となりました。その中で自分たちは勝ち切る試合ができなかったと考えています。なぜならば勝点は(J2の1年目から比べてば)上回ったものの、順位は(14位から16位へと)2つ下がった。そういう意味でも、取りこぼした試合が多かった印象が強いなと感じています。
――今季に向けて。
チームとしてJ2で3年目、そして自分自身も3年目の指揮を執るということで『ジャンプ』の年にしなくてはいけない。今季はJ1昇格を目指すうえで上位2チームのみと厳しいが、勝点80を取って昇格を目指したいと考えています。今季は抜けた選手が少なく、個性を持った選手が加わりました。うまく融合させられれば間違いなくチーム力はアップするという手ごたえがあるし、チーム全体で強度と精度を上げることがポイントになると思います。
――そしていよいよ2/28、J2リーグが開幕します。
通常ならば始動日から練習場にサポーターがいてくれて、彼らの声を直に聞くことで気分を高めるのが毎年の流れでした。依然コロナ禍で厳しい状況ですが、無事開幕を迎え、僕らにサッカーをさせてもらえることにまずは感謝したい。「いよいよ始まるな」という気分が強くなっています。
――琉球のスタイルは。
攻守において主体的なサッカーをすること。リアクションのサッカーをするのではなく、われわれがアクションを起こしてボールを奪い、運ぶ。ボール支配率を高めることで攻撃的なサッカーを実現させたいと考えています。得点は昨季よりも17点多い75ゴールを奪いたい。これまで昇格したチームを見ていると、そのゴール数がひとつの基準になるでしょう。1試合2点は取れるぐらいが理想です。
――その上でキーマンになるのは。
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