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樋口靖洋監督「成果のある2試合だった」 《6/13(日)第18節:ギラヴァンツ北九州戦に向けて》 #fcryukyu

 

--秋田、松本とアウェイ2連戦を戦い、週末ホームに戻って試合を行います。

2試合とも結果というところでは勝ちにつながらなかったけれども、僕はある意味成果のある2試合だったかなと思っています。難しいグラウンドで戦った秋田戦に関して言えば、本当は(阿部拓馬の)先制ゴールでそのまま勝ちきればハッピーエンドだったんだけれども、そういかなかったのは率直に残念。でも、割り切るところと貫くところはしっかり意識できた試合だったかなと思います。勝点3を取れなかったことは残念だったけれども、勝点1は評価できるかなと思っています。

それから松本戦に関して言えばチームの底上げという部分、長いリーグ戦を戦っていく上で絶対に戦力の底上げが必要であるというところで(ターンオーバーで)組んでみたと。僕らは練習試合が容易に組めないので、どこかで緊張感のある試合をさせなきゃいけないという部分で今回は思い切ってGK(猪瀬康介)以外スタメンを変えました。そういうなかで集中したゲームができたなという実感があります。

ただ集中したゲームができたからこそ「勝てていない」という現実はしっかり受け止めなきゃいかん。現実問題としてまだまだ問題点が多いというのを受け止めてやってほしいなと。僕もそうだし、選手も今できることとできないことが整理できた90分だったかなと思っています。そういう意味で、成果のある試合でした。松本戦でのミーティングでは「メンバーは大きく変えたけれども、俺のやり方はまったく変えるつもりはない。日頃練習でやっていること、チームとして求めていることを今日やってくれ」というところでスタートしました。そういう意味での集中力の高さだとか、やろうとする意識は共有できているなという感じがしました。

 

--樋口監督の目から見て、松本戦で印象に残った選手は。

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