仙蹴塵記

【キャンプ前選手コメント】ジャーメイン良「シーズンが開幕したときにうまく繋げられるように、けがなくやっていきたい」 佐々木匠「『帰ってきた』といっても、自分はチャレンジする身」

FW 19 ジャーメイン良(1.9)
Q: キャンプを前にした、新チームの練習が始まっての感想は?

「サッカーの内容どうこうについては、これからのキャンプで詳しくやっていく感じなので、現時点では何とも言えないところ。分からないことも多いけれども、チームのために体を作っていきたい」

Q: これまでも、オフシーズンにしっかり走りこみなどをして、コンディションを上げてから始動日に備えていました。今季も?

「はい。自分にとってオフは体作りをできる大きなチャンスだと思っています。でも、シーズンが始まってからそれが発揮できないと意味がないので、継続してできるような流れに持っていきたい。オフの間はいつも、パワーを上げることとか、同じテーマを持ってやっています」

Q: 毎年選手の入れ替わりはありますが、今季の新戦力とはもう話しましたか。
「外国籍選手も何人か増えて、コミュニケーションを……通訳をはさみながらなんとか取っていきたい。自分の場合は英語で、ですね。
日本人選手たちは今の段階でかなり話ができています。(佐々木)匠は特別指定の時に半年くらい一緒でしたし、吉野(恭平)君とは対戦経験があります」

Q: 新しい競争が始まった中で、まず出したい自分の持ち味は?
「自分の武器であるスピードを出して、ゲームを作っていきたいですね」

Q: プロフィール用の写真撮影がありました。今季のできは?
「うまくいきました」

Q: ちなみに、チーム内で最も写真写りが良いのは? ジャーメイン選手ですか?
「うーん、一番写真写りがいいのはミチ君(道渕諒平)じゃないかな? かっこいいですからね……」

Q: さて、キャンプが始まろうとしています。開幕までの調整のイメージはできていますか?
「仙台のキャンプは長いけれども、もう3年目なので、流れはわかっています。シーズンが開幕したときにうまく繋げられるように、けがなくやっていきたいですね」


MF 28 佐々木匠(1.10)
Q: 2017年以来の仙台復帰です。

「久しぶりに練習でここ(泉サッカー場)のピッチに立つことができてうれしい。やっと始まるな、という感じです」

Q: 仙台アカデミー育ち。やはりここに戻って迎えるシーズンは特別ですか?

「今日(1.10)も来てくれたサポーターの方々に、何人も『おかえり』と言っていただいたので、『ああ、帰ってきたんだな』と実感しています」

Q: 徳島、讃岐、山口での経験をどう活かしていきたいですか?

「ここ2年半に(期限付き移籍で)出ていたのは試合に出るためで、その間に60から70試合に出ることができて、その経験と、あとは人間性の部分で得たものが本当に多かった。山口からは『残ってほしい』と言われたのですが、その理由として『その人間性のところでプラスをチームに与えるから』と言っていただけたんです。そういうところを評価していただけたのは大きかった」

Q: さて、仙台に帰り、新しい競争が始まりました。

「『帰ってきた』といっても、自分はチャレンジする身です。新たなところに来たともいえますし、飛ばし気味にアピールしていくつもりです」

Q: (ここで、後ろを同期の椎橋慧也、常田克人の両選手が茶々を入れながら通っていく)同期の彼らも仙台で経験を積んでいますが、刺激になっていましたか?

「同期の選手たちとはよく連絡を取っていましたし、シイ(椎橋)とは特に頻繁に話をしていました。オフのときに一緒にご飯を食べに行くとか。仲の良いチームメイトだし、切磋琢磨する相手でもあります。一番は、シイもトキ(常田)も加えた三人でこのチームを強くしていけたらいいなと思っています」

Q: プロフィール用の写真撮影がありましたが、久しぶりにベガルタゴールドのユニフォームを着た感想は?

「もともと、またベガルタ仙台のユニフォームを着て、ユアスタのピッチに立ちたいと思って戻って来たのですが、(プロフィール写真)撮影でユニフォームを着たときにあらためてあのピッチに立ちたいと思いました。成長したところをサポーターに見てもらいたいし、レギュラー争いを勝ち抜きたい」

Q: 長いキャンプでの目標はありますか?

「いない間に選手も多く入れ替わり、周りは変わったけれどもまずは自分に矢印を向けて精一杯やります。100%、120%の力を出して、結果がついてくれば」

Q: 木山隆之新監督とは、J2で対戦経験がありますね。

「(J2時代に戦った)山形は手強い相手だし、戦術的な良さも感じました。まず必要なのは、その前にチームのため戦えること。この2年半で、成長した姿を見せられればと思います」

Q: 外国籍選手が増えましたが、もともと佐々木選手は国際試合や海外研修で積極的にコミュニケーションを取ってきたので、大丈夫ですよね?

「山口でも、ブラジル人選手たちとも多くの時間を過ごして、積極的に話しかけました。ここでもそういうことができれば、チームにとってもプラスになります」

reported by 板垣晴朗

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