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仙蹴塵記

渡邉晋氏のスペイン研修記1

今回より、ベガルタ仙台前監督渡邉晋氏のご協力をいただきまして、Jリーグ再開までの短期連載企画を始める運びになりました。
ここでは、「渡邉晋氏のスペイン研修記」と題して、2019年12月13日から21日まで(※日本時間)のスペイン研修のお話をお届けします。仙台の監督を退任後、スペインの強豪クラブであるアトレティコ・マドリーを訪れたときのことについて、振り返っていただきました。
第1回の今回は、その研修のお話に入る前に、渡邉氏から取材を受けていただいた経緯とその思いについて、お話しいただきます。

「皆さんこんにちは、そしてご無沙汰しております。渡邉晋です。はじめに、このたび在仙メディアの取材を引き受けることにした経緯についてお話ししたいと思います。

4月初旬に東京へ引っ越しをするまでの間、幸いにも在仙メディアの方々からいくつか仕事のお話をいただいていました。しかし、私の中では12月9日の退任会見が区切りでありけじめであったので、それらのお話は全てお断りしていました。年が変わり、新チームが動き出してからは尚更です。

しかしながら、今は新型コロナウィルス感染拡大の影響で多くの方々が大変な思いをされている状況です。私も今、自分自身ができることは何なのかと日々自問自答していました。そんな時再びいくつかの在仙メディアの方からお話をいただきました。最初はお断りしたのですけれども、もし私の活動が、自粛生活の中で時間を過ごすひとつのコンテンツになるのであれば、あるいは今少し離れているサッカーというスポーツに対する思いを、もう一度皆さんの心の中で滾らせる、そしてその情熱の火を灯し続けることに繋がるのであれば……という思いに変わりました。勿論、私が何かをすることが何万人もの方に届くとは思っていません。しかし、こうした私の想いが少しでも皆さんの元に届くのであれば、という考えに至った次第です」

Q: それでは、12月中旬のアトレティコ・マドリー視察のお話をうかがいます。そもそも、なぜこの時期に、そしてアトレティコを選んだのですか?

「最初に話があったのは、10月くらいでしょうか。ここ数年、スペイン研修でずっとお世話になっているコーディネーターの方から『ナベさん、今年も行きますか。もし行けるようでしたら、今年は◯◯というチームに行けそうですよ』というお話をいただきました。私自身は、仙台での仕事が今後どうなるか、ということは全く考えておらず、その時は「今年も行きたい」という気持ちでいっぱいでした。そして、候補の中からアトレティコ・マドリーというクラブを選んで、お世話になろうと決めました。ということで11月にはもう見るチームも、見る時期も、決まっていました。しかし、予定していた出発日が12月9日の退任会見が終わってから、4日後でした。さすがにその時は、『この状況で行ってもいいのかな……』と悩みましたけれども、家族が背中を押してくれたこともあり、『日本に残って悶々としているより、スペインに行ってまた何か新しいものを吸収しよう』という思いが上回り、予定通り行くことに決めました」

2へ続く

reported by 板垣晴朗

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