仙蹴塵記

渡邉晋氏のスペイン研修記3

ベガルタ仙台前監督渡邉晋氏にご協力をいただき、2019年12月13日から21日まで(※日本時間)のスペイン研修のお話をお届けします。
第3回は、アトレティコ・マドリーを率いるディエゴ・シメオネ監督について。この指揮官には、自身がコーチだった頃から注目してきたという渡邉氏。今回は、シメオネ監督がアトレティコというクラブにおいてどのような存在なのか、感じたことを語っていただきました。話は、アトレティコのクラブとしての哲学にも及びました。

スペイン研修記2はこちら

Q: シメオネ監督のことは、現役時代から注目していたのですか?

「それが実は、全く……(笑)。勿論、存在は知っていましたよ。私も現役時代はボランチでプレーすることが多かったし、シメオネという選手の存在は知っていたのですが、印象深いのはデイビッド・ベッカムとやり合ったW杯のことくらいで……プレーよりもあのシーンの方が印象深いですし、ボランチといえばペップの方が私の中では断然上でしたね」

(残り 1104文字/全文: 1525文字)

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