仙蹴塵記

JリーグYBCルヴァンカップグループステージ第3節・C大阪戦。続・山田寛人らはいかにして“やりにくさ”を克服するのか

本来ならばこの試合は、2020JリーグYBCルヴァンカップ第“2”節として、開催されるはずだった。第1節で2-5と大敗したところから、出場機会をつかんだ選手たちが巻き返しをはかり、ホーム初勝利を手にして、続く明治安田生命J1リーグや、グループステージの残り4戦につなげる予定だった。

しかし、未曾有の疫病禍によって、大会形式や試合日程が変わることになった。ホームでのC大阪戦は第”3”節とあらためられ、これがグループステージ最終節になることに。第1節を落とし、第2節が休みの節となった仙台にとっては、半年ぶりに迎えるこの大会での試合が、グループステージ突破をかけた大きな一戦に変じた。

Bグループを首位で突破するためには、C大阪に5点差をつけて勝たなければならない。これまでJ1リーグ戦第9節までを終えて総失点がなんと5という堅守を誇るC大阪から大量得点をするためのチャレンジが、8月12日のユアテックスタジアム仙台でホームチームに求められている。

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