仙蹴塵記

【道中から】レジリエンス

7月4日に明治安田生命J1リーグが再開してから、3か月が経とうとしています。長い中断期間があったために試合日程が詰まり、再開してからここまでほとんどが2週間に3試合というペースで進んできました。

それを取材する方も慌ただしく、また感染予防のために想像以上の緊張感を強いられる日が続いています。個人的に2か月もすれば慣れるかなと思っていたのですが、実際のところは3か月が経っても慣れません。慣れるどころかすり減っている感じがしています。どれくらい余裕がないかというと、たとえばこのようなコラムを長いこと書けないでいたくらいです。

でも、自分よりも大変な立場の方々がいらっしゃいます。実際にプレーをしたり指揮をしたり運営したり、そうして試合を成立させている方々の苦労は並大抵のものではないはず。まずそこに敬意を払った上で、取材をして、慣れていきたいものです。

とはいうものの、勝負の世界ですから、なかなか勝てない今季のベガルタ仙台を追うのはこちらとしても心が疲れがちです……そんなときのために、春に発売された仙台の公式グッズ「まいにちベガルタ」があります。日めくり形式で、今季の在籍選手が心の糧としている言葉が掲載されています。言霊に励まされる一品です。

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