仙蹴塵記

【練習場から】シマオ・マテが逆境下で仲間たちと“探す”もの

明治安田生命J1第23節・浦和戦で0-6と大敗。これでベガルタ仙台はリーグ戦13試合連続で勝利を逃したことになった。最近の試合ではボールを保持し、相手陣内まで動かすことはできたのだが、相手のゴールに到る前にミスからカウンターを受け、自分たちのゴールを陥れられてしまうのは辛い。何かに挑戦し、前に進もうとしているところで結果が出ないのはなかなか苦しいもの。それでも、前に進むしかない。次の試合はやってくる。

クラブの財政危機や、前日にDVに起因する選手の契約解除といったピッチ外での問題もあって、チームは逆風の中にある。その中でもプロとして結果を出さなければならないし、そのために最善の準備をしなければならない。アウェイゲームが続くときでも、ホームタウンで待つサポーターのために何ができるのか、心身のコンディション作りが難しい中でチームはもがきながら自らに問うている。

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