仙蹴塵記

【道中から】試合の舞台裏から(4)

ベガルタ仙台は12月19日の明治安田生命J1第34節をもって、全公式戦日程を終えました。まだ選手やスタッフの動きはありますが、まずは2020年の試合を振り返ろうと思います。ただし、ピッチ上のことはこれまでにも多く触れてきましたので、ここでは「試合の舞台裏から」と題し、取材者の立場で試合後に起こったことを振り返ります。(全6回予定)

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○明治安田生命J1第18節・横浜FM戦(9月23日)

前節から中2日でアウェイが続く、厳しい日程でした。チームは前節終了後は仙台に戻らず、関東地方に残って調整したそうです。けが人が多く、慣れない布陣で苦しい試合でも、少しでも味方の足が前に進むようにとベンチから声を出す選手がいました。前節からベンチ入りした川浪吾郎選手です。観客が声を出せないぶんも、スタジアムには彼の前向きな声が響いていました。練習時も含め、川浪選手の声は苦しいときのチームを支えていました。

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