仙蹴塵記

【道中から】試合の舞台裏から(5)

ベガルタ仙台は12月19日の明治安田生命J1第34節をもって、全公式戦日程を終えました。まだ選手やスタッフの動きはありますが、まずは2020年の試合を振り返ろうと思います。ただし、ピッチ上のことはこれまでにも多く触れてきましたので、ここでは「試合の舞台裏から」と題し、取材者の立場で試合後に起こったことを振り返ります。(全6回予定)

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○明治安田生命J1第24節・名古屋戦(10月24日)

この時は試合前の一週間が重く、長く感じました。その前からの経営不振から来る不安に加え、前節の大敗、選手の不祥事、それについて取材もしないネットメディアが流す雑音……チームだけでなく、サポーターに至るまでベガルタ仙台に関わるすべての方々が辛い思いをした一週間だったのではないでしょうか。その中で、試合前の練習公開日に対応してくれた関口訓充選手、シマオ・マテ選手の力強いコメントがありがたかったのです。

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