仙蹴塵記

【この瞬間から】明治安田生命J1リーグ第8節 徳島戦 24分

ベガルタ仙台は明治安田生命J1リーグ戦でとうとう6連敗。昨季のJ1第14節から第19節までの期間以来となる、不名誉な記録を作ってしまった。徳島のポジショニングに振り回されることなく試合を進められたこと、リーグ戦初先発の加藤千尋が攻撃の組み立てでもフィニッシュでも大きな役割を果たしたことなど、収穫も多いのだが、今の仙台がまず欲しいのは結果だ。

手倉森誠監督は「本当に今日はセットプレーだけだったので、悔しい思いをさせられたことに対してしっかりまた詰めていかなければいけない」と、勝負の分かれ目について何度も悔恨の言葉を繰り返した。今回はその24分の場面を振り返る。

というよりその前、23分頃からの時間帯と言った方が正しい。同じ徳島の右CKから、同じかたちを繰り返され、しかもそのかたちに対応しきれずに三回目で押し切られた格好だからだ。この場面での得点者である徳島の岸本武流は公式記録上で両チーム最多となる4本のシュートを打ったが、その4本ともこの3回のCKで記録したものだ。

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