仙蹴塵記

【この瞬間から】明治安田生命J1リーグ第10節 横浜FC戦 90+1分

今回は、土壇場での同点ゴールの場面を振り返る。CKからつないで最終的に吉野恭平が押しこんだこの点は、多くの選手が関わって生まれたものだった。

この一戦は下位同士の対決で、どちらにとっても勝利が義務づけられた戦い。長いシーズンでは序盤戦のことであっても、勝負の当事者同士にかかるプレッシャーは外野の想像を遥かに超えるものだ。序盤から組み立てでのミスが両者に頻発したことからも、それがうかがえる。試合翌日18日の練習を前に、手倉森誠監督はチームとともに「かかるプレッシャーはあったが、良く言えば慎重に入って、悪く言えば『これくらいでいいのか』という入り方をしてしまった」と、前日の試合を振り返って反省点を洗い出したという。

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