仙蹴塵記

【練習場から】復帰、鍛錬、そして天皇杯へ

5月30日に明治安田生命J1リーグ第17節・C大阪戦を1-1で終え、ベガルタ仙台は3日間のオフ期間を設けた。過酷な“13連戦”を終え、J1リーグ戦は6月20日までしばらく間が空く。3日に練習を再開させたチームは、まずは9日の天皇杯2回戦・盛岡戦に向けた準備を、天皇杯仕様の公式球を使って進めているところだ。

3・4日の練習は、報道陣に公開された。フィジカルトレーニングを中心としたオフからの体の立ち上げが主な内容だが、ボールを使ってのミニゲーム形式の練習も多く、有酸素運動のなかで戦術の浸透をはかる狙いも見受けられた。4日は大雨となったため2部練習の予定が午前中の1部だけに短縮。だがそのぶんも、9対9のミニゲームを縮めたサイズで実施することで、プレッシャーの強度が増す中での連係が鍛えられるなど、負荷の高い練習でチームは鍛えられていた。

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